なんじゃこりゃ? ヤマハが考えた「走る楽器」が謎にワクワクする

GIZMODO

空気圧を最大限に有効活用するアート。

いくつもの部門を持つヤマハの、発動機楽器の2部門が手を組み、アート作品「Untitled Instrument」を発表しました。本体に充填した空気圧を使って移動したり音を鳴らしたりすることができる作品です。

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Video: Yamaha_Global/YouTube

制作の理念は「Two Yamahas, One Passion」。ふたつのヤマハ、ひとつの情熱ということで、双方の得意分野を融合した結果、名前のない楽器が誕生したのでした。

音を鳴らし推進力にもなる空気

空気圧は振動させれば音が鳴り、歯車を回転させ動力をプロペラに伝えれば推進力にもなります。目に見えない空気ですが、使い方により全く違う現象を引き起こすことが可能なわけです。

なんだか『ドラえもん』が出した未来のひみつ道具みたいですが、今のところ実用化や発売の話はない模様。最近発表されたデザインプロトタイプ「Stepping Out of the Slate」など、心をくすぐるアイデアを生みだし続けるヤマハさんから目が離せません。

Source: YouTube, Instagram via designboom