スクランブルスクエアの展望フロアの年間パスを買った。
しょっちゅう行くので遠くが見えるようにコンタクトレンズの度数をあげて、さらに単眼鏡を買った。
それが顕微鏡にもなる不思議なものだったので自慢しようと思う。
手に隠れる単眼鏡
将軍が城の上で使ってるようなもの(こんなの )を探していたらこのペンタックスの単眼鏡を見つけた。
将軍や海賊が使っているものよりも垢抜けている。
ピント合わせは上部のシーソーのような機構で行う(写真だと人差し指と中指が乗っているところ)。完全に片手で使える。
見えかたは遠くのものがすごく大きく見えるというよりも、はっきりくっきり見える。
歩道橋の上にやべえやつがいる。
単眼鏡を使った写真を撮りたいので会社の前の歩道橋に出てくれと連絡したのだ。三角コーンをかぶったのは安藤さん独自の判断である。考課シートで言う「自らの判断で業務改善を行った」である。
スマホアタッチメントがある
肉眼で覗くだけではなく、スマホを取り付けられるアタッチメントもある(別売り)。上のやべえやつの写真はこのアタッチメントを使用している。
ただこのアタッチメント、スマホの位置合わせがシビアで固定するのに1~2分かかる。
この単眼鏡を自慢して「スマホもつけられるんですよ~」と自慢を続けているとたいてい相手が無言になる。「ちょっと待って!いまできるから!」と言いながらつけよう。
(買おうとしている人向け情報:iPhoneの標準カメラアプリだとうまく動かないことがあるので、manualという細かい設定ができるカメラアプリを使っている)
なぜか顕微鏡にもなる
ここまではよくできた単眼鏡だが、また別売りのアタッチメントをつけると顕微鏡になるのだ。
拡大するんだからついでに顕微鏡になればいいじゃん、というコンセプトがなんというか、無邪気である。
そういうアイディアって「そう簡単な話じゃないんですよ」と詳しい人から言われそうだけど、否定せずに作ったらそりゃ買う。
小さくてたくさんいる生き物がこんなに精巧にできていて愛おしくなる。
網戸の隙間から虫が部屋に入ってくるとうっとうしかったが、この単眼鏡があると拡大して見られるので楽しみになった。
この原稿を書いているあいだもノートPCの液晶にてんとう虫がとまっていた。
僕は本体+スマホアダプターセットで買って、後から顕微鏡アダプターを買った。最初から全部入りセットを買うと少し安くなるようだ。展望台の年間パスを買った人は本体だけでいいし、虫がやたら入ってくる家に住んでるなら顕微鏡アダプターがあったほうがいいだろう。
それではアフィリエイトリンクです。買うと自慢したくなるよ。
拡大しているまんが。紙の単行本が出てました。
この記事で使っている背景シート