テックウインド株式会社は、Wi-Fiネットワークカメラ「Arlo Ultra 2」を5月13日に発売した。Amazon.co.jpの販売価格は、2台+SmartHubのセットが7万2662円、追加用カメラ1台が3万4816円。
対角180°の視野角を持つ超広角レンズを搭載。800万画素のセンサーにより4Kの映像が撮影可能で、自動画像補正機能により、超広角レンズならではの歪みを軽減する。12倍のデジタルズームが可能なほか、HDR撮影に対応する。
内蔵のスポットライトを利用することで、夜間でもカラー撮影できる。また、夜間撮影(モノクロ)用の850nm赤外線LEDも搭載している。
カメラ本体はバッテリー駆動で、1回の充電で6カ月間バッテリーが持続するとしている。また、付属のマグネット式充電ケーブルを使用することで、充電または常時給電が可能だ。本体は防水性能を備えており、屋外でも利用できる。
SmartHubは、旧モデル「Arlo Ultra」と同じモデルの「VMB5000」。カメラのインターネット接続を中継するほか、microSDカードに映像を録画できる。カメラからはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯、およびBluetooth Low Energy 4.2でSmartHubに接続し、SmartHubは搭載の有線LANポートを通してインターネットに接続する。対応するmicroSDカードは、Class10、UHS1、V10の各規格に準拠したもの。
Android用の「Arlo Secure」アプリ、またはiOS用の「Arlo」アプリを通してリアルタイムに映像を確認できる。また、動体を検知しての通知機能、本体内蔵のマイクとスピーカーを通した通話機能、警報音やスポットライトによる警告機能も利用可能だ。
Apple HomeKit、Amazon Alexa、Googleアシスタントなどに対応しており、音声操作や自動操作が行える。
クラウドストレージへの録画、およびAI分析機能などが利用できるオプションサービス「Arlo Secure(旧称『Arlo Smart』)」の試用版が3カ月分付属する。Arlo Secureは、カメラ1台で利用する場合は320円/月(1060円/月でカメラ台数無制限)のサブスクリプションサービスで、30日間分の映像を保存してアプリから見られるほか、人物や乗り物、動物などの検知機能、火災報知器の音の検知機能などが利用できる。
また、フルタイムの連続ビデオ録画機能のオプションを追加できる。料金は14日間が1190円/月、30日間が2290円/月。
本体サイズは52×89×78.4mm(幅×奥行×高さ)。バッテリー、マグネット式充電ケーブル、壁掛け用マウントとネジキットが付属する。