ゆで時間「3分50秒」のナゾ【家そば放浪記】第136束:スーパー三和で買った、ヒガシマル『早ゆでタイプ 山芋蕎麦』税込106円(1人前35円)

ロケットニュース24

だいたい街には「高いスーパー」と「安いスーパー」があるもんだ。つい前回、狛江のOdakyu OX(小田急オーエックス)について書いたが、今回のスーパー三和は、狛江の中では「安い」にあたるスーパーだ。

むかし、よくお世話になった。どちらかといえば、Odakyu OXよりも三和に行く方が多かった気もする。

そんな三和に、ちょいと不思議な蕎麦が売っていた。というのも「早ゆでタイプ」と書いてあるのだが……

ゆで時間が3分50秒なのである。そこまで「早ゆで」ではないのである。もっと言えば、前回前々回両方ゆで時間は3分である。それよりも長いのに「早ゆで」をうたっている……。

さらに「50秒」と刻んでいるところも「え?」となる。すっごい細かい刻み方。4分じゃだめなのかと。その10秒が大切なのだなと。なんか面白い蕎麦だなぁ……と。


なにはともあれ……。


デカい鍋にタップリのお湯を沸かし……


3分50秒ゆでて……


完成。



して、そのお味は──


まぁ……「家そば」のレベルだなぁ……。いや、家に入れても良いものか……。正直、あんまり味もしないし、うーむ、これはちょっと心がぜんぜん動かなかったかなぁ……。

あれだけこだわった「3分50秒」とは何だったのかと。それでこれかと。「江頭2:50」みたいに書きたかっただけちゃうんかと。

あと、水っぽいのもウ〜ム……となった。3分50秒、守ったのだけどなぁ……。まあ、強いてこの蕎麦を美味しく食べるなら、あんかけ系の「かきたまそば」とかかなぁ……。ウ〜ム……。


執筆:干し蕎麦評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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