パブリッシャーが優先する収益源は、2020年の頃からほぼ変わっていない。米DIGIDAYが調査した139社のパブリッシャー幹部にとって、2022年第1四半期にもっとも注力すべき分野は、直販広告とサブスクリプション、そしてブランデッドコンテンツだった。この顔ぶれは、パンデミック前の2019年第4四半期と同じだ。
パブリッシャーが優先する収益源は、一部の例外を除けば、2020年の頃からほとんど変わっていないようだ。米DIGIDAYが調査した139社のパブリッシャー幹部にとって、2022年第1四半期にもっとも注力すべき分野は、直販広告とサブスクリプション、そしてブランデッドコンテンツだった。この顔ぶれは、パンデミック前の2019年第4四半期と同じだ。
2022年第1四半期に調査した139名のパブリッシャー幹部によれば、パブリッシャーは収益源を多様化するための方策として、コマースへの投資を増やしていた。だが、アフィリエイトコマースの売上は、パンデミックの年に急拡大したあと、横ばい状態が続いているようだ。
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また、メディア業界やマーケティング業界では新技術が盛んにもてはやされているが、パブリッシャーは急成長するこれらの分野への大規模な投資にあまり関心がなく、計画も立てていないようだ。122名のパブリッシャー幹部を対象とした2月の調査では、半数近い幹部が、数年以内に自社のビジネスに大きなインパクトをもたらす新技術はないと考えていた。低い割合ながらパブリッシャー幹部から有望視されていた技術は、メタバース、NFT、そしてブロックチェーンだ。仮想現実(VR)と暗号通貨は、はるかに低い割合だった。
Digiday staff(翻訳:佐藤 卓/ガリレオ、編集:長田真)
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