テクニクス、3台マルチポイント接続対応の完全ワイヤレスイヤホン

CNET Japan

 パナソニックは5月29日、テクニクスブランドから完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80/AZ60M2」(想定税込価格:3万6600円前後/2万7700円前後)を発表した。LDACに対応したほか、3台の機器と同時接続で接続切替が不要な「3台マルチポイント接続」機能を備える。発売は6月15日。

「EAH-AZ80」
「EAH-AZ80」
「EAH-AZ80/AZ60M2」
「EAH-AZ80/AZ60M2」

 テクニクスでは、2020年4月から完全ワイヤレスイヤホンを展開。アナログプレーヤーなどで培った高音質技術を継承したほか、リモートワークでのビジネスシーンでも使える装着感にもこだわる。

 EAH-AZ80は、10mmのドライバーと剛性の高いアルミニウム振動板を採用。ドライバーの後端に空間と調整通気孔を設け、空気の流れをコントロールする「アコースティックコントロールチャンバー」とドライバーの前の空間形状を最適化し、自然な高域再生ができる「ハーモナイザー」により、広帯域の再生能力を引き出しているという。EAH-AZ60M2は、8mmのドライバーとバイオセルロース振動板により再現性の高い音を実現する。

 両機種ともに、フィードフォワードマイク、フィードバックマイクなど計8つのマイクを備え、通話性能を向上。独自の「JustMyVoice」テクノロジーにより、話し手の声だけがクリアに聞こえ、騒がしい場所でのオンライン会議などをサポート。上位機となるAZ80には、進化した発話検知マイクを採用し、風ノイズ環境での発話の明瞭度を大幅にアップさせているという。

 ノイズキャンセリングはフィードフォワードマイクでイヤホンの外側のノイズ、フィードバックマイクでイヤホンの内側のノイズを低減するデュアルハイブリッドタイプ。AZ80には、会話帯域となる中高音域のノイズキャンセル性能を向上させているという。

 AZ80には耳を圧迫する力に頼らず耳甲介に収まる形状にし、安定性と快適性を追求した「コンチャフィット形状」を採用。専用のシリコン製イヤーピースは、XS2からXLまで7種類を用意し、フィット感を得られるようにしたという。

 新製品から、3台マルチポイント接続に対応し、タブレット、PC、スマートフォンと3つの機器接続の切り替えに対応。オンライン会議や動画視聴時でも、スマートフォンへの応対がスムーズにできるとしている。

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