韓国で「ロゼラーメン」なるものが流行っているらしい。韓国事情には疎(うと)いがあのカルディがそうやって売り出しているのなら間違いないのだろう。
ピンクのド派手なパッケージに、なんて書いてあるかさっぱりわからないハングル。普段ならこういった商品には手を出さないが、「ロゼ」という聞きなれない名前に惹かれて試しに購入してみることに。
たしかにパッケージはロゼワインのようなピンク色だが、もしや中身もピンクなのか……!?
・カルディ「ロゼラーメン(税込199円)」
開けてみると、意外と普通の色で安心。ピンクではなく赤だな。
それにしてもどこかで嗅いだことのあるような匂いがする。プリングルス………? いや、ピザポテトか!
それもそのはず、カルディのロゼラーメンはトマトクリーム味のスープに唐辛子を加え、韓国風に仕上げたもの。
上に乗っているかやくも、トマト・チーズ・たまねぎ・ひき肉と、ちょっと変わったラインナップなのだ。このメンツを見るとピサポテトに通じるところがあってもなんらおかしくない。
「トマトクリーム味」ということは、パスタっぽい仕上がりなのだろうか……?
待つこと3分で完成。あまり期待せず食べてみたのだが想像していた3倍くらい美味しい!
まず感じるのはベビースターのような風味、そこからピリリとした辛さがきて、最後にチーズとトマトの香りが抜けていく。たまねぎのシャキっとした食感も良いね。パスタっぽさはなく、思いのほかちゃんと「ラーメン」してるな。
とろみのあるスープではあるが、ベースがさっぱりしたトマトチゲ鍋のような味なので、そんなに重くない。
韓国産の唐辛子入りとのことで一見めちゃくちゃ辛そうだが、実際はそこまで辛くないのでよっぽど辛さが苦手では無い限り食べられるだろう。
・ピリ辛トロトロスープがクセになる!
見た目がファンシーすぎて正直味はあまり期待していなかったが、いい意味で予想を裏切られた。普段そんなにカップラーメンを食べないのだけれど、ロゼラーメンはなんだかクセになっちゃいそう。なんならスープ飲み干しちゃったし。
ちなみにこの商品、てっきり輸入品だと思っていたが、よくよく裏を見てみるとカルディと「マルちゃんシリーズ」でお馴染み「東洋水産」の共同開発商品ということが判明。韓国と銘打っていても中身は日本人好みに作られているのかもね。
いかにも女子受けしそうな見た目だが、性別年代問わずハマる人にはハマる味だと思う。カップラーメンだけあってお湯をそそぐだけですぐ完成するので、手軽に韓国気分を味わいたい人にもオススメだ!