最近は話題になることを狙ってか、激辛、味濃いめ……などなど、様々なバリエーションのお菓子が売られている。
オッと思ってついつい手にとりがちだが、特にびっくりしたのは亀田製菓の柿の種だ。
柿の種だけ、ピーナッツだけの商品が売られていたのである。
ピーナッツだけ、そんなことあります?
ドラッグストアで売られていたのがこれだ。
ピーナッツなし、つまり柿の種だけというのはなんとなくわかるが、ピーナッツだけというパターンは「そんなことあります?」と思わずにはいられなかった。
炭水化物と切っては切れない米菓が中心の亀田製菓なので、ロカボ推しは不思議な感じである。
ピーナッツだけめちゃめちゃ食べたい人がいるのかな……と思って亀田製菓のサイトを見ると、このように書かれていた。
“柿の種だけ食べたい派”や、“ピーナッツだけ食べたい派”、“比率をカスタムしたい派”といった、「亀田の柿の種」の柿の種とピーナッツの食べ方に関するお声を多数いただきました。
なるほど、柿の種にこだわりがある人が結構いるらしい。
それなら柿の種とピーナッツを好きな比率で出してくれる装置を作れば、これはもう柿の種ファンに売れまくりなのではないだろうか。
柿の種とピーナッツは5対5にしたい、いや今日は柿の種だけの気分だ、といった調整を装置がしてくれたら嬉しいに違いない。
このビジネスチャンスを逃さない手はない。作ろう。
出来ました
すみません、作ろうと先ほど書きましたがもう出来上がりました。
きれいに収める技術がないため、かなりワイルドな見た目になった。
柿の種もピーナッツも油分があるので、牛乳パックに入れることにした。
柿の種とピーナッツの比率はつまみを動かして設定する。
これで動かすとこうなるのだ。
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通常亀田製菓が出している柿の種は7対3でピーナッツが少ないようなので、それと比べるとピーナッツが多く入っている。
ちなみにピーナッツを多めにするとこんな感じ。
難しいぞ、柿の種を出す部分
柿の種とピーナッツを皿に出す部分がキモだが、安定して出す方法がなかなか難しかった。
最初は逆さにしたペットボトルに入れることを考えていたが、単に逆さにしただけでは詰まってしまう。
実際に袋から出すときに詰まった場合、袋を振って中身を出すだろう。
その動きを参考に装置を作ってみた。
これで大成功、といった流れになるのだが実際にはかなりバランス調整が大変だった。
他にもストッパーで詰まったりと困難ポイントが色々とあった。
柿の種市場に参入していくにはまだまだ研究開発が必要そうである。
柿の種とピーナッツの分別もやりたい
柿の種とピーナッツがそれぞれ売られていたので今回の装置が出来たが、やはり柿の種とピーナッツの分別にもトライしたい。
これが出来れば普通の柿の種を買って分別し、それぞれを今回の装置に入れて好きな比率に混ぜ直せるのだ。
柿の種の輪廻転生である。そこまで出来ればノーベル柿の種賞を受賞出来るだろう。