イギリスのジョンソン首相は「ロシアがウクライナに侵攻すれば、影響は台湾まで及ぶ」と述べ、欧米のみならずアジアの各国にも結束を呼びかけた。
ジョンソン首相は19日、ウクライナ問題の演説中に台湾や日本を挙げ、影響は東アジアにも及ぶと強調した。台湾への圧力を強める中国を念頭に、武力での侵攻を許した場合の影響を懸念した発言とみられている。
ジョンソン首相は「侵略は得になり力は正義だ」との結論に至るリスクを指摘。ウクライナ侵攻が起きれば、イギリスはロシア企業に対し、ロンドンの金融市場での資金調達を阻止するなどの制裁を科す方針だ。(ANNニュース)