無免許運転を繰り返したとして道路交通法違反の罪に問われた元東京都議会議員の木下富美子被告（55）に対し、東京地裁は懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
15日午前、会見を開いた木下被告は「都民の皆さま、そして有権者の皆さまに、この度の私の不祥事につきまして、あらためまして心よりお詫びを申し上げます。多くの皆さまの信頼を裏切ることになってしまい、大変なご迷惑をおかけいたしました。本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。
有罪判決を受けたことについて、「無免許運転によって失ったものはあまりにも大きく、日々後悔しかございません。心より反省をいたしております。全ては私の交通法規に対する遵守意識、規範意識が欠けていたことが原因だと思っております。警察や検察の皆さまによる取り調べなどに応じる中で、無免許に対する罪の重さを正しく認識するに至りました。今思えば、なぜあのようなことを行ってしまったのか。（去年）6月末に再選に向けての選挙活動が迫っており、プレッシャーもございます中、まともな判断能力を失ってしまっていた自分の行動に、後悔ばかりの毎日でございます」と述べると、「判決の重みを受け止めまして、今後は自らの過ちに真摯に向き合い、二度と同じ過ちを繰り返さぬよう自ら運転は行わず、これまで以上に交通法規に対する遵守意識を高め、日々の生活の中で自らを律してまいりたいと思います。本当に申し訳ございませんでした」とあらためて謝罪した。（ABEMA NEWS）
