ストリートの“リアル”が、バーチャルの中にも進出。
デジタルで描かれたイラスト、音楽、写真、GIFアニメなどのNFTアートシーンが、昨年から世界的にも盛り上がりを見せています。ここ最近は、国内でも大物ミュージシャンのNFT出品に注目が集まるなど、話題に事欠くことがない状況。
そんな中、世界初のグラフィティとストリートアートに特化した東京発のNFTオークションハウス「TOTEMO」(*)が、アメリカ人マルチアーティストのラ・マノ・フリアをフィーチャーしたNFTライブオークション『FACES』を2022年2月5日(土)に開催します。
*オークションハウスとは、オークションを運営する団体・会社のことを指します。
グラフィティ&ストリートアートをNFT化する理由とは?
「TOTEMO」で取り扱われる「グラフィティ」と「ストリートアート」は、基本的には公共空間に自らの名前を書き残していく行為。「グラフィティ」はアーティストの名前がいかに有名かが焦点となり、「ストリートアート」はメッセージを伝えることを目的とおり、シンボルやイメージ、イラストレーション」が含まれるケースが多いため、「グラフィティ=文学(名前)」「ストリートアート=絵」と捉えるとわかりやすいかもしれません。
グラフィティやストリートアートには、その性質上、作品に恒久的な価値を持たせにくいという課題があります。匿名性が高く、ひとつの場所に限定され、自治体などによって塗り替えられたり、風雨によって劣化/破壊されたりと、極めて一時的なものである場合が多いからです。
「TOTEMO」は、ストリートアートをNFT化し流通させることで恒久的な価値を与え、新たな経済圏の確立とともにクリエイターの活動領域を拡大していくために始動したオークションハウスなのです。
NFTライブオークション『FACES』は、会場とオンラインの両方で開催され、リアルタイムでNFTアートのオークションが行われるほか、ラ・マノ・フリアによるライブペイントやNFTアート作品の展示も予定されています。
ストリートアートと言うと、「“リアル”の代名詞」というイメージがありますが、これからはバーチャルの中にもどんどんストリートアートが広がっていきそう。
アート作品のオークションなので、取引価格もお高くなりそうですが、せっかくなので雰囲気だけでも味わってみたいな〜。
『FACES』開催概要
日時:2022年2月5日(土)18時〜21時
Source: TOTEMO