メタバースの世界で必要!? Metaがロボット目玉の特許を取得

GIZMODO

ギョロっ!

FacebookがMetaになってまだ日は浅いですが、Metaとしてやりたいことは、すでに全世界にハッキリ伝わっています。ユーザーをリアルからメタバースの世界へ連れていくことです。連れていく方法はいろいろあるのでしょうが、Metaが考えるひとつのやり方がこれ、メカニカル目玉です。Business InsiderがUS特許書類を発見して報道、話題になっています。

ロボ目玉「Mechanical eyeball 100」の特許が申請されたのは去年の12月。人間の目に似せたデザインのメタル球体は、2つの回転軸が中心で交わり動きます。球体には、人間の目の網膜、角膜、虹彩などの役割をする部分があるようですが、その詳細な技術まではわかりません。

目玉だけあってもダメなようで、特許には頭部もセットになってます。アニマトロニクス的頭部ロボとロボ目玉で初めて完成するようですね。目玉に内蔵されているセンサーで周囲を「見て」、さらに頭部のマシンラーニングでリアルユーザーの目の動きを学習したり、連動したりするようですが、さて。

Screenshot: USPTO

特許取得について米Gizmodo編集部がMetaに問い合わせたところ、「取得したテクノロジーは必ずしも弊社のプロダクト・サービスに活用されるわけではありません」というお決まりの返信がありました。Metaは、昨年11月に、カーネギーメロン大学とロボットスキンの共同開発を発表していますし、ロボ目玉がロボ肌とコラボする可能性もゼロではありません。マーク・ザッカーバーグ氏の目指す「リアルなヴァーチャル物体とメタバースで物理的に交流する」ことに必要なツールなのかもしれませんね。

Source: USPTO