健康器具販売会社「ジャパンライフ」による巨額詐欺事件で、詐欺の罪に問われている元会長に対し検察側は懲役10年を求刑した。
磁気ネックレスなどのオーナー商法を展開していたジャパンライフ元会長の山口隆祥被告(79)は、経営破綻していたにも関わらず顧客らに投資を呼びかけ、約1億6500万円をだまし取った罪に問われている。
山口被告は裁判で、起訴内容を認めているが、「当初から顧客を騙す詐欺商法が目的だったわけではない」などと述べている。きょうの裁判で検察側は山口被告に対し懲役10年を求刑した。(ANNニュース)