未来 x 未来技術。
さらに進化するであろう次期iPhone(iPhone 14)や、そろそろ登場するかもしれないApple(アップル)製のMR(複合現実)ヘッドセット。これらに、最新の通信規格「Wi-Fi 6E」が採用されるとの報告を、著名アナリストのミンチー・クオ氏が伝えています。
Wi-Fi 6Eとはこれまで使われていた2.4GHz帯と5GHz帯だけでなく、6GHz帯での通信も可能にした通信規格。個人的にはWi-Fi 6E対応製品を持っていないのですが、例えばイベント会場などでノートパソコンがズラーッと並んでいる状況だと、Wi-Fiが混雑しすぎて速度が猛烈に遅い体験をしたことがある方もいるのでは? そんな時、6GHzの使えるWi-Fi 6Eならスイスイっと通信が可能になる…こともあるはずです。
さてさてクオさんの報告によれば、iPhone 14やアップル製MRヘッドセットがWi-Fi 6Eに対応することで通信速度が高まり、十分なAR(拡張現実)やMR体験を提供できると説明しているのです。確かに、高解像度なVRヘッドセットって大容量データの送信のための通信速度が重要ですもんね。Wi-Fi 6Eの採用は、むしろ必須といってもよさそうです。
さらに2023年に登場するiPhone 15では、アップルが独自開発のモデムを提供するという予測も。ますますリッチで大容量になるコンテンツにあわせるように、アップル製品もその進化を止めるつもりはないようですよ!