インスタライブにモデレーター機能が追加されるかも

GIZMODO

帯に短したすきに長しのような気が…。

Instagramは、クリエーターのエンゲージを活発化させるために、モデレーターを追加できるようにしてインスタライブとストーリーの使い勝手を改良するそうですよ。

インスタライブで閲覧者の中からコメント管理者を指定できるように

リバースエンジニアのAlessandro Paluzzi氏がリークした情報によると、インスタライブにモデレーターを追加できるような動きがあるのだとか。ライブ主催者は、閲覧者リストの中からモデレーターを1人選んで、コメントの管理を任せられるようになるそうです。モデレーターを足したくらいでは、超人気インスタグラマーのライブで絶え間ない滝のように流れていく(流れは逆だけど)コメントを拾うことなんてできないと思うのだけど、何事もトライすることは大切ですよね。

さらに、9to5Macの情報では、モデレーターはコメントやライブへの参加リクエスト、ライブを見ている人からの質問などをオフにできるとのこと。現在は、インスタライブのホストだけがモデレーターになれる仕組みになっています。

ストーリーに「いいね!」しまくれる日が来るかも

Instagramは、インスタライブだけじゃなく、ストーリーの活性化にもやる気満々です。Paluzzi氏は8月に、ユーザーがストーリーに「いいね!」できる機能がつくかもツイートしていました。今のところ、ストーリーのへのリアクションはダイレクトメッセージに届くようになっています。Instagramはユーザーがストーリーに何度でも「いいね!」できるようにしたいようですね。そしてその「いいね!」はダイレクトメッセージじゃなくて、ストーリーの閲覧者リストに表示されそうとのこと。

米ギズモードは、開発中とされる情報についてInstagramにコメントを求めていますが、現在までに回答は得られていません。

ライバルはTikTok

こういった新機能は、クリエーターに満足してもらって、Instagramにさらにどっぷりハマってもらおうってことだと思います。そうすれば、TikTokのようなライブビデオフィード機能があるサービスに使う時間を減らせますしね。同社が「お願いだからリール機能をもっと使って」とクリエーターにお金をばらまいているのと一貫性がある気もします。

一般ユーザーへの影響はなさそう

クリエーターではない一般ユーザーにとって、新機能はなんの意味もなく、ほぼこれまでと同じインスタライフが続きそう。お気に入りのインフルエンサーにモデレーターがつくことで、「こんにちは」みたいなメッセージは今までよりも返ってくるかもしれませんが、人気インフルエンサーがライブ中に受け取るコメント数を考えると、そんなこともほぼなさそう。ストーリーに何回も「いいね!」できるのも、意味があるのかないのか…。でも、「1万回いいね!したい」と言っている人が本当にやるかどうかは見てみたいかも。

とはいっても、新機能に反対というわけではありません。多くのクリエーターは、一生懸命コンテンツづくりに取り組んでいますしね。新機能によってクリエーターがインスタライブをやりやすくなるのなら、それはそれでいいんじゃないでしょうか。


コメント欄が動かざること山の如しなインスタライブしかやったことがない訳者にとっては、数少ないコメントは閲覧者とコミュニケーションをとるいい機会なので、人気インスタグラマーにモデレーターがついて他ユーザーと交流できるようになるのはいいことだと思います。爆速で通り過ぎるコメントをちゃんとモデレートできるかどうかはちょっと疑問ですが。

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