イギリス空軍の飛行場、異常な熱波襲来の影響で滑走路が溶ける

GIZMODO

滑走路を溶かすほどの熱波!

イギリス国内最大のブライズ・ノートン空軍基地の滑走路が溶けてしまったそう。というのも、ヨーロッパは現在ものすごい熱波に襲われていて、空軍基地の滑走路もその影響を受けたと考えられています。熱波での温度上昇と何度も同じところを走る飛行機のタイヤのダブルパンチで溶けてしまったというわけです。一旦、着陸予定の飛行機は近場の別の飛行場へと回されることになったそうです。

異常高温で史上初の非常事態宣言も

イギリス軍のスポークスマンは「この気温上昇の中なので、飛行が安全に行われることが最優先です。しっかりとした計画のもと、航空機は別の飛行場への着陸に切り替えました。よってイギリス軍のオペレーションには何も影響は出ていません」と答えています。

現在の熱波は特にイギリスがひどく、BBCによると7月19日のロンドンとエセックスの朝の気温がすでに37.5度。これは今年で一番高い温度で、その後40度まで上昇したことから気象庁から非常事態宣言が出されています。非常事態宣言が出されたのはイギリス歴史上初。これまで一番高かった気温は2019年の38.7度。気象庁もこれだけの猛暑は前例がないと声明を出しています。

地球温暖化の酷さをまさに肌で感じ始めていますが、暑いから涼しいところに行けばいいやだけでは済まなくなってきていますね。滑走路が溶けてしまうほど暑いとは…困りました!

タイトルとURLをコピーしました