GoToは劇薬? 回復しない旅行需要 – かさこ

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GoToトラベルが実施されないと旅行需要が生み出せないなんてかなりやばい状況ではないか。
GoToトラベルという劇薬の味をしめた観光業も旅行者も、「自助努力」をまるでしていないように思える。

こんなにもコロナ感染者が激減していて、しかもワクチン接種も進んでいるのだから、今こそ旅行すればいいのに観光業もPRすればいいのにどちらもGoToトラベル頼みで再開までどちらも動かない雰囲気だ。

私は毎週のようにあちこち旅行しているが観光地に1年前ほどの活気はまるでなく、「報道ステーション」でも旅行地がいまいち盛り上がっていないと報道していることからも、どうも今の時期それほど旅行需要が戻っていないよう。

結局のところGoToトラベルが劇薬すぎるのだ。一度劇薬を味わってしまった観光業も旅行者も劇薬がないと動かなくなってしまった。

1年前と違ってワクチン接種も進み治療薬や治療法なども出てきていて、しかもこんなにも感染減少しているならGoToトラベルなどやる必要はなく旅行すればいいし、観光地もアピールすればいいのにGoToトラベルやらないなら旅行にいかない「旅行者」と自助努力での観光PRを放棄した観光業が政治家様に劇薬くれとの陳情しかできない状況。

それだけGoToトラベルの経済効果はすさまじいいい政策だったということだけど、それはピンチの時に使うべきで、もう今はコロナがおさまっていてしかもワクチン接種も進んだのだからピンチな状況ではないはずだ。

もしまたGoToトラベルをやれば、GoToトラベルやらない限りバカらしくて高すぎてコロナ前なら旅行していた人たちがGoToトラベルやらないと旅行しない人になってしまう。

これは非常にまずい状況。劇薬がないと旅行需要が回復しないなら今後も劇薬なしでは生きていけなくなる。

今はコロナおさまっていてしかも季節も非常によくインバウンドもまだほぼないので、空いていて快適に国内旅行できるチャンス。

そこを観光業はしっかりアピールし、GoToトラベル頼みじゃなく価格やサービスや観光地の魅力で旅行客を今集客できないようならこの先、非常に厳しい。

GoToトラベルがないとバカらしくて旅行しない、再開するまで行かないという非常にまずい状況になっているように思う。

でもほんと旅行するなら今がチャンス。GoToトラベル再開する頃にはコロナ第6波かインフルエンザ大流行でGoToトラベルできず旅行できないような状況になることも十分あり得る。

旅好きの方は今がチャンスですよ!ただ価格に割高感があるのは否めない。GoToトラベルないにしてもこんなに空いているのになぜこんなに高いの?という値段設定のところが多いような気がする。

*税金使ってGoToトラベルやるより3連休を増やした方が税金使わず旅行需要喚起できるのに。そういう工夫も政権からは聞こえてこない。

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