最新版「嫌いな芸能人」明らかに – SmartFLASH

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 毎年恒例で大手広告代理店がおこなう「好きな芸能人・嫌いな芸能人」調査。アンケートは視聴者1800人に対し実施。3人まで順位をつけて挙げてもらい、1位=3ポイント、2位=2ポイント、3位=1ポイントとして集計している。

 まずは一般視聴者1800人が回答した女性編から。1位は傍若無人なキャラがウケて、バラエティやCMでも活躍するフワちゃんだ。「タメ口も最初は心地よかったけど、キャラ自体が無理している感じでつらい」「またYouTubeに戻ったほうがいい」など辛辣な意見が並ぶ。

「以前は大手事務所に所属するお笑い芸人でしたが、そのころから『事務所の偉い人の後ろ姿に向けて中指を立てて遊ぶ』など、他人に対する敬意がない」(芸能ライター)

 2位はゆきぽよ。今年1月、“男友達” が彼女宅で逮捕されていたことを謝罪したものの、テレビ出演は激減。「イメージが悪い」と、視聴者もドン引き状態だが、5月には “起死回生” の写真集を発売し、勢いを回復しつつある。

 3位は鷲見玲奈。「男に媚びてるのが見え見え」「いい女アピールが過ぎる」などの意見が多いが、これ田中みな実が昔いわれていたような……。

 4位は前田敦子、5位は唐田えりか、6位には夫の瀬戸大也の浮気問題が世間を騒がせた馬淵優佳が “入閣” した。「自分はAKBのエースだったというプライドが過ぎる」などと嫌われるマエアツ。女優業を再開した唐田も「他人の家庭を壊した」と、視聴者はスキャンダルを忘れていない。東京五輪で惨敗した夫をダシに番組に出まくった馬淵は「旦那も旦那だけど、ここぞとばかりよく出てくるよね」とボロクソにいわれている。

 7位は “貫禄” の田中みな実。8位には意外にも広瀬すずが入った。9位は “一般人” になった木下優樹菜、10位は市村正親との熟年離婚を決めた篠原涼子だ。

「『嫌い』といっても、それには2つの理由があるようです。ひとつはそのタレントが、何かしら視聴者から反感を買っているから。もうひとつは単純に売れているからです。若い女性視聴者に多いのは、女性芸能人を『好きな男性タレントと共演したり、噂になっている』などの理由で妬みの対象にしているパターンです」と、広告代理店担当者が言うように、アンチ田中やアンチ広瀬になる最大の理由は “妬み”、木下と篠原の場合は完全に “反感” を買ってしまった結果だろう。

 11位以下には「結婚相手を見たら、結局『カネ』かよ」という声が集まった加藤綾子や、「漫画家との破局をネタにするな!」とあきれられる小島瑠璃子など、恋愛や結婚でミソをつけたメンツ。SNS上での炎上がいまや恒例で、「のし上がろうと必死な感じ」の加藤紗里も厳しい評価を下された。

「和田アキ子、泉ピン子、上沼恵美子など『嫌いな芸能人』の常連だった面々が、今回のアンケートではまったく姿を消しました。それどころか、つい3年前まで常連だった出川哲郎が『好き』の8位に入っており、視聴者からのイメージが好転しているのは驚きです。

 新型コロナウイルスの影響もあるのか、今回のリストには新顔が多く並んだのが特徴です。テレビやCMなどで活躍し、露出量が多い人が名前を連ねていますが、『知らない』とか『忘れられた』ではなく『嫌い』であっても名前が挙がったことは喜んでもいいと思います」(広告代理店担当者)

 男性ランキングでは、コロナ禍でも遊びまくり、全国民にぶっ叩かれた石田純一が1039ポイントでブッちぎりのトップになった。「常識がないのか」「それにしても懲りない人だね」とあきれた声が多く届いた。

 2位はコンビ解散でさらに株を下げた宮迫博之。3位は不適切発言で大炎上して涙の謝罪をしたが、さらに火に油を注いでしまったメンタリストDaiGoが入った。4位は「偉そうなのがたまらなく嫌」と酷評される坂上忍。5位には「さすがに老けた」との声の明石家さんまが。

 6位は芸人ユーチューバーの先駆者であるキングコングの西野亮廣、7位は安田大サーカスのクロちゃん。

「この2人は “嫌われ芸” こそが生きる道でしょう(笑)」(前出・芸能ライター)

 新型コロナウイルス感染症から復帰したばかりの野々村真が8位に入ったが、「一人前に政治批判とかするな!」と厳しい批判が寄せられている。

 9位の渡部建は「公衆トイレって聞くと」と、毎度のごとくいじられる。10位の本田圭佑に対しては「へんなツイートばかりしてないでサッカーを真面目にやれ!」と、かつての日本代表の英雄も、今や非難の的になっているようだ。これはこれで、有名人も大変な人生だと思わされる。

「宮迫や西野などは、揉めたとか胡散臭いなどと噂されて、地上波には出演しにくいが、それを逆手にYouTubeで多くの視聴回数を稼いでます。DaiGoなども同じ。嫌われても信者はいる。テレビ局としては、よっぽど問題がない限り出演させるケースが多い。

 テレビは視聴率という数字がすべてなので『毒をもって毒を制す』というか『話題になればいい』くらいの姿勢。それでも復帰できない渡部なんかは、本当に大変でしょう」(前出・代理店担当者)

(週刊FLASH 2021年9月28日・10月5日合併号)

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