こんばんは、音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。
入院制限、自民も撤回要求 新型コロナ:時事ドットコムhttps://t.co/JPfZWpcZ0C
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ダメダメだね。— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) August 4, 2021
政府が新たに示した入院方針について、世論や野党のみならず与党からも批判の声が上がり、説明に追われる事態が続いています。
医療リソースが有限である以上、感染者数が一定以上になればどこかで線引きが必要になる場合も出てくるでしょう。
しかしそれをやるならば、明確な基準を設け、正面から基本政策や法律の改定を実施し、首相が全面的に前に出て説明することが必要不可欠です。
にもかかわらず、菅総理はこのいずれからも背を向け続けています。
「中等症も自宅療養」というのは誤報だったにしても、入院基準は医師の判断。これだけでは「命の選別」を医師や現場に丸投げすることになります。
入院対象者を限定するなら対象者を列記した省令を改正すべきだし、「自宅療養が基本」とするなら「宿泊療養が基本」とする基本的対処方針を改訂すべきで、何もせず事務連絡で通達するのは問題。また、対象者の限定が「可能である」として現場に判断の責任を押し付けているのも問題。撤回した方がいい。 pic.twitter.com/hh1yDjR3uJ
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) August 4, 2021
政府のコロナ対策の最大の問題は、こうなったらああする、ああなったらこうする、という基準の体系みたいなものを事前に議論して公開しないから、国民からしたら全てが場当たり的に見える。入院基準の変更などトリアージに繋がる議論をタブー視せず、有事マインドで法令の抜本見直しをすることが必要。 https://t.co/U9w7AKKdrB
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) August 4, 2021
相変わらず法令の改正という「本丸」にふれることを避け続け、臨時国会が招集される気配も見せません。
これは説明責任にもかかわることですが、今日の閉会中審査にも菅総理は姿を見せず、防戦一方となる答弁をすべて田村厚労大臣と尾身茂会長に丸投げをしました。
中等症患者の入院制限方針 与野党から撤回要求 首相は否定「丁寧に説明」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/121859
「丁寧に説明」をして納得を得たいと言うのであれば、国会に出てきて自ら答弁に立つ、ぶら下がりではなく質疑応答を時間無制限で記者会見を行うなど、もっと矢面に立つ努力が必要ではないでしょうか。
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加えて、これからどうしても発生してくる自宅療養については、訪問診療などの体制強化が必要不可欠です。
これも医師会に正面から負担をお願いするという、菅総理・政府が避け続けていることですが、もはや避けて通ることはできないはずです。
臨時国会の開催を求めていくとともに、現行で打てる手を提案していきます。
それでは、また明日。
音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 37歳
1983年東京都北区生まれ。海城中・高校→早稲田大学政治経済学部を卒業後、モエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、都議会議員に(二期)。 地域政党「あたらしい党」前代表。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、政治や都政に関するテレビ出演、著書も多数。37歳、二児の父。日本維新の会から公認を受けた参院選にて初当選、参議院議員に。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)」
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