アップルパイっておいしい。あのシナモン香る甘く煮たりんご。
あの中身(アップルフィリングともいう)はりんごをバターとシナモンシュガーで煮て作る。
でも、夏場って、火、使いたくないじゃないですか。
今回を野菜を冷凍で調理するノウハウを利用して、アップルパイを錬成することに成功したご報告をいたします。
小松菜は茹でずにおひたしにするライフハック
この夏、本当に暑い。炊飯器を稼働させるだけでもモワッと熱くなる感覚がある。いわんやガス調理をや。
そんなとき、こんな情報が目に入った。
お願いされてしまった。
小松菜はもともと生食ができる。そして一度冷凍すると加熱したようにしんなりするというのだ。
あの冷凍食品の重鎮ニチレイフーズさんも小松菜を冷凍してストックすることをおすすめしている。
火を使わないので暑くないし、時短にもなる。
これ、りんごでもいけるんじゃないだろうか。
解凍してしんなりすればアップルパイの中身のように煮たりんごと同じ食感にできる。もっと気軽にアップルパイを食べられるのでは?
と、思ってやってみたら、なんとあっさり、しかも完璧にできてしまったのだった。
アップルパイを食べたい≒シナモン風味のりんごが食べたい
私は定期的にアップルパイが食べたくなるまじないをかけられている。
他にも真夜中にトーストが食べたくなるまじない、早朝に冷やし中華が食べたくなるまじないにもかかっているが、ここ最近はアップルパイが勢力を増している。
でもアップルパイって意外と売っていない。かなしい。
とはいえ、自分で一からつくるのはちょっと面倒くさい。食べたいと思ったその瞬間に食べたいのだから。
アップルパイを食べたい気持ちを四捨五入したとき、つまりはシナモン風味のりんごが食べたいんだろうな、と思い至った。
そこで今回用意する材料はこの3つ。
これだけ揃えればもう8割完成したも同然。
分量は好みに合わせて変更していいし、砂糖を控えたい人はラカントなんかでもいいです。あとシナモンって食べるとなんか冷たいよね。
アップルパイのりんごの大きさ、指定したい問題
次に、りんごの皮をむいて好みの大きさにカットする。
フェスのタイムテーブルと買うアップルパイのりんごサイズは自分じゃ指定できない。つらいことだけど。
自分で作るアップルパイのいいところは大きさを好きにできる点。フェスも主催すればいいのかもしれない。
すぐに冷凍しないのはなんとなくなじむ気がするから。
でもほら、もうこのまま食べてもまあまあアップルパイだろうなという察しが付く。りんごとシナモンを合わせた人、ちょっと偉大すぎて言葉が出ない。ありがとう。
ほくそ笑むおいしさ、ほぼアップルパイ
だいたい1時間くらいで凍る。完成したのがこちら。
冷凍したままポリポリかじってもいい。解凍具合で歯ごたえを変えることもできる。
完全に解凍すると結構やわやわになる。しっかり食感を楽しみたい方は半解凍がおすすめです。
そして一押しの食べ方がこれ。
食べると口の中で解けていくりんごとバターが混ざり合う。じわじわアップルパイが出来上がっていくのを楽しむことができる。楽しいしおいしい。
しっかり解凍したりんごだと、口の中にアップルパイが納品されるまでのリードタイムが縮まる。食べてすぐ、9割9分アップルパイだ。
レンチンしちゃってもいい
やわらかいりんごが好きなら、こいつをレンジであたためてアイスに合わせてもいい。
あったかいりんごと冷たいアイスのハーモニーを楽しむにはもってこいのアレンジだ。
たぶんヨーグルトに乗せたり、パンと一緒に食べてもおいしい。
甘味を工夫すればアイスを食べるよりヘルシーな気もする。
おいしい!うれしい!すずしい!
いいことしかないほぼアップルパイでこの夏を乗り切る所存です。