医師 まん延防止の効果に疑問 – 中村ゆきつぐ

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ウクライナの問題が頭にありすぎて、記事を全然アップできませんでした。そして久々の記事はコロナ関連です。本当はこの2年間のまとめをやりたいのですがしばらくお待ちください。

いや本当に感染者減りませんね。みなさんに山火事理論で落ち着くだろうと希望的観測を述べていたことをお詫びします。

オミクロン株の免疫誘導が弱いのか、ワクチンの後押しがなかったからなのか色々原因は考えられます。本当オミクロンとデルタの違いもそうですが、コロナウイルスは今までの常識が全く通用しないことが多すぎます。

そんななか、東京や沖縄に感染のリバウンドらしき傾向が指摘されています。これは残念ながらBA-2の可能性が高そうです。

そんなこんなで政府は感染者が落ち着いていない18地域にまんえん防止等重点措置(以下まん防)の延長を宣言しました。個人的にはまん防が出されていない奈良県と出されている三重県の感染者数の動きの比較見てもそこまで感染防止には効果がないと思うのですが。

会見で岸田首相へオミクロン株の死者の増加への政治責任について質問がありました。その答弁は私が聞く限り、「仕方がないのでは」という意見だったと思います。東京の死者数も例年ほどですし、そうそこまで持病を持つ超高齢者の死者はいたしかたないと認識されていると思われました。

私がひねくれているのかもしれませんが、世界と比べても3回目ワクチン接種準備もそこまで悪くないし、今のなんとなく感染対策を継続することで経済含めて良しとするという発言だったと思います。正直もっと早くやれたでしょうとは思いますが

であればそうしっかり明言してほしいのですが、なんかそこまで正確ではない分析(最後の部分)でオミクロン株はインフルエンザより怖いと専門家はまだ少し脅しています。

>季節性インフルエンザで医療機関を受診した患者数を分母とし、受診後 28 日以内に死亡した数を分子とすると、症例致命率は 0.09%と推計された

>(オミクロン株は)2022 年 1月 1 日からの累積死亡者数と累積陽性者に対する死亡者の比率では、厚労省公表データから 2 月 21 日現在、約 0.13%程度

オミクロン株はまだ増えそうだからやはり危険と言ってますが、0.09と0.13ってこの差はほとんどなくないですか。あと少なくとも高齢者がインフルエンザで体調を崩したあと死亡した際、病名にインフルエンザはまず書かないし、感染後2から3ヶ月で持病の悪化でになくなる人もそこそこいますからね。高齢者臨床の現場知ってます?

高齢者にさっさと3回目を接種して、高齢者施設の検査をしっかりやって、超高齢者に感染者が出たら可能な限り救急病院に運ばず対応していけば、全体の感染者数はなかなか減らなくても死者数はかなり減ると思っているのですが。そう昔からある高齢者医療と救急医療の問題で、コロナウイルスの強毒性の問題ではないと私は思っています。

戦争がはじまった途端メディアのコロナの扱いもほんと減っています。みんなそんなレベルになったと感じているのでしょう。悪いことではありません。

BLOGOSが終わるそうです。私の記事を今まで載っけてくれてありがとうございました。

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