原発政策 素早い見直しが急務 – 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

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こんばんは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日の衆院・憲法審査会にて、ようやく緊急事態においてはという制限付きながらオンライン出席を認める報告書が策定されました。

これにより、ようやく「オンライン国会」が実現に向けて大きく動き出すことになります。

しかしこれは、あまりにも遅すぎたとしか言いようがありません。コロナ禍が始まってから丸2年、これまで何度も導入のタイミングがありましたし、国会議員に犠牲者まで出ているのに、事態が動くことはありませんでした。

オンライン国会実現への前進は喜ばしい一方で、これがまさに今の日本政治の限界・スピード感なのかと改めて痛感すると、暗い気持ちにもなります…。

ロシア侵略によって世界情勢が目まぐるしく動く中、いま以上に政治のスピード感が求められていることはありません。

喫緊の内政としては、エネルギーへの高騰対策でしょう。

いま政治に必要なことは、国民に省エネを呼びかけることではなく、原発再稼働や高効率石炭火力の時限的活用に舵を切る政治決断です。それなくして単なる節電という「我慢」を押し付ければ、景気は冷え込む一方になります。

原発再稼働についてはもちろん、安全審査をクリアすることが必要となり、施設整備の問題・不備などで再稼働予定が延期されるケースも目立ちます。

果たしてこれを、電力会社任せにしておくことが適切なのか。テロ対策の設備増築など、工期延長が仮に予算的制約であれば、政府が支援をして再稼働スケジュールを大幅に前倒しすることなども考えられるはずです。

維新が本日提出した「緊急提言」には、内政・経済対策としてエネルギー政策の見直しも含まれています。原油高・エネルギー高から予測される物価上昇に対しても、消費減税・ガソリン減税などの機動的な対応が必要です。

明日以降も続く国会論争において、しっかりと本質的な議論を行い、強く働きかけてまいります。

それでは。また明日。


音喜多駿/おときたしゅん
参議院議員(東京都選挙区) 38歳
1983年東京都北区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループ社員を経て、2013年東京都議会議員に(二期)。19年日本維新の会から公認を受けた参院選東京都選挙区で初当選。21年衆院選マニフェストづくりで中心的役割を担う。 三ツ星議員・特別表彰受賞(第201~203国会) ネットを中心とした積極的な情報発信を行い、ブログを365日更新する通称「ブロガー議員」。ステップファミリーで三児の父。
著書に「ギャル男でもわかる政治の話(ディスカヴァー・トゥエンティワン)」、「東京都の闇を暴く(新潮社)

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