こちらは、ギズモード・ジャパンが所属する(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。
以前バッグのクラウドファンディングに挑戦し、目標金額を大きく上回る支援を集めたKIITSU。
今回待望の新作として発表したのは、使い手と一体化して「なじむ」ような薄型財布です。
ひと目でその質感の高さが窺える本作からは、100年かけて受け継がれてきた伝統的な革職人技術への敬意と、ものづくりへの真摯な姿勢が感じられます。
プロジェクトがスタートしたばかりということで、早速特長をチェックしていきましょう。
美しく上質な存在感
今回KIITSUがこだわったのは財布全体が纏う上質な“雰囲気”。
2枚の革を特殊な技法で貼り合わせ、仕上げや細部すべてにおいて精緻を極めていることから、どのアングルから見ても美しく洗練された存在感があります。
カード6枚、紙幣10枚、硬貨15枚を入れた状態での薄さは約12mm。ジャケットやパンツのポケットにもすっきりと収まり、シルエットを崩しません。
ひと目で直感的に感じる美しさー。これぞ芸術品、と表現したくなるほどのクオリティはKIITSUならでは。これまでの薄型財布とは一線を画したプロダクトに仕上がっています。
支払い時の動作がスムーズ
薄くて小さい財布はそのサイズ感と引き換えに機能性が損なわれてしまうことも。
筆者はお札を折りたたむタイプのミニ財布を使用していますが、お札の出し入れに手間取ったり、小銭が小さなポケットの奥底に詰まって取り出しづらく、会計時にもたついてしまった、という苦い経験があります。
KIITSUは、財布の構造と細かな細部にまで工夫を凝らすことで、支払い時の動作がスムーズになるように設計しました。
財布をパッと開けばお札、カード、小銭ポケットがお目見え。
支払いに必要なすべてが1箇所に揃っているので、財布を持ち替えたり、裏返したりといった動作は不要です。
カードと小銭ポケットにアイデアあり
個人的に特筆すべきと感じたのがカードポケットへの工夫です。
背側に2箇所縫い付けられている部分があるのがお分かりでしょうか?
この縫い付けにより、ポケットの形状が絶妙に変化する仕様になっているとのこと。
よく見かけるカードスリットタイプも便利ですが、カードの厚みが合わず収納できないものも。このように使い手によって裁量が委ねられていると、使い勝手が向上しそうです。
小銭入れはあえて浅めの設計。小銭がずらりと並んで視認性が高く、留め具がないので出し入れしやすいつくりになっています。
小銭入れの蓋が少しユニークな形ですが、これは閉じた際に角が跳ね上がるのを最小限にとどめるためだそう。
財布の雰囲気を崩さないためにと、作り手のきめ細やかな配慮が感じられます。
100年を超えて受け継がれる最高峰の技術
KIITSUの財布はなぜこれほど雰囲気のある佇まいなのかー。
その答えのヒントは、素材選びと、最高峰と称される革工房の職人技術に隠されています。
素材には、財布のためにと研究開発されたヘヴィーレタン鞣しの上質な牛革を採用。上質な雰囲気と長く使い続けられる堅牢性を兼ね揃えています。
この素材を財布に仕立てたのは、今年でその歴史が116年になる革小物のスペシャリスト工房「博庵」。革本来の美しさを引き出すことを信条とし、「ベタ貼り」「磨き」「ネン引き」等、歴史と伝統に裏打ちされたたしかな技術は、世界に名だたる皮革製品メゾンから技術要請がくるほどの最高峰レベルです。
“道具としての原点を大切に”生み出されたKIITSUの財布は、「愛着を持って大切にモノを愛でたい」という方にこそ、手にとっていただきたい逸品です。
上質な雰囲気を纏う極上のミニ財布「KIITSU」の薄い財布は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにて、早割25%の18,727円(税・送料込)からオーダー可能となっています。
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Source: machi-ya