作家、国会議員、東京都知事としてその言動が常に注目されていた石原慎太郎氏が亡くなった。89歳だった。
石原氏は1956年、一橋大学在学中に文壇デビュー作の「太陽の季節」で芥川賞を受賞。登場人物の影響を受けた若者が「太陽族」と呼ばれるなど、当時の社会現象となった。
国会議員としては1968年に自民党で初当選して以来、環境庁長官や運輸大臣を歴任し、議員勤続25年となった1995年に突如、議員辞職を表明した。1999年の東京都知事選で当選して3期を務め、東京オリンピックの誘致などに尽力した。
4期目の任期中の2012年10月に知事を辞任すると、橋下徹氏とともに日本維新の会代表に就任し、衆議院議員として17年ぶりに国政に復帰を果たした。2014年の衆院選では落選し、政界を引退した。(ANNニュース)
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