プロのレーサーが緊張しながら運転。
アイディアと熱意で何でも再現できるブロックのLEGO(レゴ)。
このたびF1レースでお馴染みマクラーレンとコラボが実現し、1/1スケールで運転可能な「P1」が誕生しました。
サーキットで爆走
レゴ・テクニック製「P1」はイングランドのシルバーストン・サーキットに持ち込まれ、マクラーレン所属ドライバーのランド・ノリスが運転するデモを見せました。
緊張で汗かいたって
コースは1周5.891km。1台しかないクルマで1週を回らねばならず、失敗は許されません。
ノリスは緊張しながらも運転席に乗り込み、チャレンジは無事成功!
両サイドのミラーはガタガタ揺れるし、運転中は「汗をかいた」と言っていますね。でもちゃんと本物の自動車と同じ操作性で、完成度の高さに感心したようです。
34万ピースで8,344時間
使用ピースは特注品を含め、393種類が34万2817個。23人のチームで取り組み、デザインから完成まで8,344時間を費やしたのだそうです。
モーターはレゴ・テクニックのもので、バッテリーはEV用を転用。レゴのパーツだけで380kgの重さですが、総重量は1220kgに達しています。
制作チームは、ノリスから「こんなの作らされてお気の毒に」なんて言われていましたが…本物のレーサーが乗って褒められたので、苦労が報われたでしょうね。
レゴは以前にブガッティ・シロンを完全再現したこともありましたが、アレも超力作でした。
Source: YouTube, McLaren via The Awesomer