Googleは18日、最新スマートフォン「Pixel 6」および「Pixel 6 Pro」の充電の仕様について解説を投稿。これによればPixel 6シリーズが他社の製品と比較して100%満充電になるまでの時間が遅いのは、バッテリの劣化を抑えるための仕様だとしている。
最新のフラグシップ向けAndroidスマートフォンは、65W以上の急速充電をサポートするモデルも少なくなく、中には30~40分で満充電になるものもある。それと比較してPixel 6シリーズは遅いのではないか、という意見が多いようだ。
これについてGoogleはバッテリの劣化を抑えるための仕様だとしており、純正の30W充電器を利用すれば50%までは約30分で充電できるが、80%までの30%充電にはさらに30分ほどを要し、1時間程度になる。バッテリが100%に近づくにつれ充電速度はさらに徐々に低下するとしている。
一方でゲームプレイといったバッテリ消耗が激しい状況での連続充電や、4日以上の連続充電といった状況では、最大充電を約80%に抑える。アダプティブ充電を有効にすると、夜間などに充電を最適化した調整を行なう。
Pixel 6シリーズはUSB PDおよびBC1.2対応の充電器をサポートするが、USB PD 3.0 PPS規格対応品を利用すればより効率的に充電が行なえるという。
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