各地に存在するローカルパン。滋賀県ならサラダパン、岡山県ならバナナクリームロールといった具合に各都道府県の代表選手が挙げられるであろう。
北海道代表はちくわパンだと思っている。
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ちくわパンとザンギがうまい店
ちくわパンというものが北海道で局地的に流行りだしたのはいつのことだっただろうか。パン生地にちくわがまるまる一本包まれた、衝撃的な総菜パンである。各メディアで取り上げられることも多かったので、ご存知の方もいるかもしれない(でも意外に知られてないのかも)。
あれから時が経ち、ちくわパンは総菜パン界のレギュラーとして、北海道ではそれなりに定着している。
ちくわパンの発祥とされているのは、札幌市にある「どんぐり」というパン屋だ。
いまや道内のさまざまなパン屋にちくわパンが売られている。しかし、ジェネリックちくわパンを集めて戦っても、やはり発祥の店にはかなわないと思っている。さすがどんぐりという感じである。
それに加えて、どんくりはザンギもうまい。一体何屋さんなのだという感じだが、れっきとした街のパン屋だ。
チキン南蛮サンドなど揚げ物がサンドされた総菜パンも充実している店なので、揚げ物がうまいのも当然っちゃ当然であるが、これがうまい。サクサク衣に、でかくてジューシーな鶏肉、そして想像よりも甘めの味付けにたいへん癒される。ビールと一緒に食べて、500円で優勝だ。
ここで道外のみなさんに朗報。なんとどんぐりにはオンラインショップが用意されている。
https://donguribake.buyshop.jp/
各店舗で売れ残ってしまったパン等が18個セットになって販売されているのだ。しかもちくわパンが必ず一個入っている。SSR確定ガチャか!?
時期によって他の商品の販売もあるようで、とにかく要チェックである。