試食
2月14日はバレンタインデーということで、コンビニやスーパーにもたくさんのチョコレートが並びます。また、いろんなお店でチョコレートを使った限定メニューも登場していますが、東京にあるラーメン屋の「麺や庄の」では、なんとチョコレートと味噌を合わせてつけ麺にした「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」が2023年2月1日(水)から提供されているとのこと。はたしてチョコレートとつけ麺が組み合わさるとどんな味になるのかめちゃくちゃ気になったので、実際に食べてみました。
もう2月ですね!今日からチョコ麺始めます!!護国寺MENSHOと市ヶ谷麺や庄ので始めます。スパイスを用いたモーレソースをチョコと合わせた味噌つけ麺です。お楽しみください!! pic.twitter.com/H8sCeOvzCZ
— 庄野智治 | 麺庄グループ代表 (@shono_menya)
チョコレートつけ麺は市ヶ谷にある麺や庄のと護国寺にある姉妹店のMENSHOなどで提供されています。今回は市ヶ谷にある麺や庄のに向かいました。住所は東京都新宿区市谷田町1-3クレセントビル 1Fです。
麺や庄のにやってきました。
券売機で「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」の食券を購入。価格は税込1400円です。
食券を購入してから10分ほどで、「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」が運ばれてきました。
麺はチョコを練り込んだ麺ということで、まさにチョコレートのような色をしています。具は鴨ロースとオレンジと香草、その上から砕いたナッツがトッピングされています。
さらに麺を盛り付ける器にはココアパウダーが振られていました。
つけ汁となるスープは鶏だしベースで、ドライトマトや八角、チャーシュー、ネギが乗っており、さらに生クリームとカカオソースがトッピングされています。
先につけ汁を一口飲んでみました。鶏だしの味噌スープということでしたが、味噌の主張は強くありません。クミンシードや八角などのスパイスの香り、そしてメキシコのソースであるモーレに含まれる唐辛子の辛みがピリッと感じられ、味噌のスープというよりはスパイスカレーのような味わい。
麺は断面が四角で少し硬めで、箸で持ち上げるとまるで日本ソバのような感覚。ココアパウダーがかかっていることもあり、カカオの香りがふわりと漂います。麺だけを食べてみると、甘さはまったくありませんが、チョコレート特有のほろ苦さが感じられました。
麺をつけ汁につけて食べてみました。チョコレートの香りはしっかりとするのですが、甘さは全くなく、つけ汁のスパイシーな風味と味噌の旨みが口いっぱいに広がります。スパイシーながら味噌で少しまろやかな味となっていますが、カカオのほのかな苦みで味が引き締まります。さらに麺にトッピングされていたナッツの香ばしさも加わり、カリッとした食感がいいアクセントになります。
オレンジはチョコレートだとおなじみの組み合わせですが、つけ麺ではかなり珍しい付け合わせ。少し麺に絞って食べてみると、意外にもオレンジの酸味と甘みはつけ汁とも相性がよい印象。食べる前は「チョコレートとつけ麺を合わせてもおいしくなるのか……?」と疑問に思っていましたが、実際に食べてみるとチョコレートの香りと苦味をうまく味噌風でスパイシーなつけ麺に生かしたメニューで、かなりアリでした。
「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」はバレンタインデーの2月14日までの期間限定で、麺や庄の、護国寺MENSHO、後楽園MENSHO TOKYO、新宿ミロードMENSHOsfで提供されています。
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