枝野氏は、結構慎重な政治家かも知れない。
危ないな、と思ったところには近づかないか、深入りしないところがあるようだ。
多分、それが正解だろうと思う。
衆議院岩手一区の候補者公認問題について自分の方から積極的に動くような気配を示していない。
罷り間違えばのっぴきならない状況に追い込まれてしまいかねないから、自分では矢面に立つようなことはしない、というのは、公党のリーダーとしては賢明だと言った方がいいかも知れない。
小沢一郎氏と面と向かって衝突するようなことはしない方が得策だ、とでも思っているのだろう。
過日の横浜市長選挙についても枝野氏には特に浮かれ騒いでいるような様子は窺われない。
むしろ、ダンマリを決め込んでいるようにも見える。
横浜市長選挙について余計な口を挟まない、というのも、諸般の事情を考慮すると結構賢明な対処のように映る。
ひょっとしたら郷原氏の落選運動がそれなりに影響しているのかも知れない。
何かありそうだな、と思っていたら、横浜地検に告発状が提出されたようだ。
アゴラの前編集長が始めたSAKISIRUという新しいメディア媒体に郷原氏のインタビューが掲載されていた。
まあ、危ないところには近づかない、深入りしない、というのは公党のリーダーとしては当然のことである。
