ベンキュージャパン株式会社はゲーミングブランドのZOWIEより、ブランド初となる無線ゲーミングマウスの投入を発表した。現行のECシリーズをベースとしており、S/M/Lの3サイズを展開する。なお、発売時期や価格、詳細な仕様については現時点で明らかにされていない。
今回の無線モデルは、通常の無線接続用USBドングルに加え、「エンハンストレシーバー」と呼ばれる大型レシーバが付属するのが大きな特徴。電波干渉が発生しやすい環境でも、安定したレポートレートとトラッキング精度を維持できるという。
USB Type-Cケーブルで接続し、卓上に設置することでより安定性と信頼性を高めるためのレシーバとなる、加えて、底部にはマウスの充電用ポートも備えており、充電ドックとしての機能も持つ。
マウス本体の筐体デザインは有線モデルのECシリーズを踏襲。さまざまなプレイヤーとともにテストを行なったエルゴノミクスデザインで、好みにあわせて選べる3つサイズを用意する。
一方で、無線化にともなうバッテリやアンテナの搭載に際しては、これまでの有線モデルから買い替えた場合でも、できるだけユーザーの体感が変わらないよう、配置や重量配分などにもこだわったという。
プレイヤーのパフォーマンス向上を追求するZOWIE
ZOWIEブランドでは、ほかのスポーツと同様にプレイヤーのパフォーマンスを高めることを目指し製品を開発。ゲーミングモニター製品は2011年にBenQから「XL2410T」投入し、2015年にはZOWIEとしてリブランドした。現在ではモニターだけでなくマウスも展開しており、一般のユーザーだけでなく、さまざまなトーナメントやプロプレイヤーにも採用されているという。
ゲーミングモニター製品については、IPSパネル採用製品が増える中、あえてTN液晶パネルの採用にこだわるなど、プレイヤーのパフォーマンスをできるだけ高めることに注力。直近ではリフレッシュレート360Hzの「XL2546K」も投入している。
今回の無線ゲーミングマウスについては、ユーザーから要望の声も多く、長い間待たせてしまったとした上で、これまでの製品の持つ高い品質を保った完璧な製品を投入したかったため、開発に時間をかけたとしている。
そのほか新製品発表会では、プロゲーミングチームのZETA DIVISION、Northeption、FENNEL所属メンバーが登場。今回発表のECシリーズ無線モデルと、Counter Strike: Global OffensiveのAim Botzを用いた対戦も行なわれた。
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