テッペン目指したヤツらが出てきました。
ASUSのスマートフォン「Zenfone」シリーズの最新2モデルが発表されました。最強の日常使いスマホとなり得る、コンパクトハイスペックな「Zenfone 8」。そして、クルっと回転するフリップ式カメラの「Zenfone 8 Flip」です。
コンパクトなボディに僕らの望みすべてが詰まった「Zenfone 8」
「Zenfone 8」はコンパクトボディーにハイエンドを詰め込んだフラッグシップ。荷物やツールは小さく、それでいて高性能で!という欲張りニーズに応える一台がこれですね。
まずは数値的なところでいうと、SoCにSnapdragon 888でメモリは最大16GB、ストレージも最大256GB。
画面は5.9型有機ELで、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは240Hz、DCI-P3 112%の広色域対応と、もうこのあたりに関しては、言うことありません。はい、現行最強レベルの構成でございます。
カメラについてもソニー製IMX686センサー採用の64MPと、ソニー製のIMX363センサー採用の12MP超広角という2眼構成。超広角レンズではマクロ撮影も対応しています。
インカメラはソニー製IMX663イメージセンサーでパンチホール式。インカメラとしては珍しくAFにも対応していますよ。オーディオ面では、ステレオスピーカーでハイレゾ対応、そして、前モデルではオミットされていたイヤホンジャックが復活しました。そうだね、あったほうが良いに決まってる!
便利機能としては、画面内の指紋認証と顔認証、「おサイフケータイ(FeliCa)」、IP65/IP68の防水・防塵とモリモリ。コンパクトながらも4000mAhの大容量バッテリーは、30Wの急速充電に対応するなど、ユーザビリティもばっちり。
価格はメモリ8GB、ストレージ128GBのモデルで7万9800円から(ASUSストア)となっています。え?安くない? これ、性能を考えるとかなりの高コスパですよね…。
スペックで選ぶにしても、利便性で選ぶにしても。ハイエンドな1台を狙うなら絶対に候補に入れなきゃいけないやつでは!?
へんたい機構。カメラがこっち向くよ「Zenfone 8 Flip」
こちらは「撮る」体験が、さらに楽しくなりそうですよ!
フラッグシップの「Zenfone 8」と同時発表されたのが「Zenfone 8 Flip」。Flipという名前のとおり、クルンと回転するフリップ式カメラが特徴的なスマホです。
カメラは、6400万画素メインカメラ、1200万画素超広角カメラ、光学3倍ズーム~デジタル12倍ズームの望遠という3カメラ構成。
普段はアウトカメラとして外向いていますけど、自分の方を撮りたい!となった時にカメラがクルンと回ってこんにちは。高画質なアウトカメラを使って自撮りができるんです。
一般的にインカメラの画質はアウトカメラに敵いませんけど、このスマホならセルフィーも配信も高画質で楽しめます。それこそセルフィーで最大8K(30fps)という、超高画質ビデオも撮れるのってすごくないですか? Vlogの画質めちゃくちゃカイゼンされそう。
撮影モードも多彩で、フリップの角度を固定できるクイックアングル、動体に合わせてカメラを動かす、モーショントラッキング、風景を高画質かつダイナミックに捉えるオートパノラマなど、フリップ構造を活かしたものが用意されています。
手前の被写体に自動でフォーカスを合わせる「オブジェクトフォーカス」(商品レビューモード的なやつ)など、人気の機能もあって、これはもうカメラと捉えたとしても、魅力的な1台ですね。
さて、気になるスペックですが、こちらも負けていません。
SoCは同じくSnapdragon 888で、メモリ8GB。ストレージは最大で256GB。画面は6.67型の有機ELで、リフレッシュレートは90Hzと、大型でヌルヌル。5,000mAhのバッテリーに30W急速充電にも対応と、リッチな撮影映像体験を大画面で長時間楽しめるのが良いですね。
防水・防塵に対応していないのはちょっと残念だけど、クオリティ&手軽さ重視の配信機材としてもアリなのでは? ASUSストアでの価格は8万6800円からとなっています。
高性能フラッグシップと、へんたいカメラ。どちらも魅力的だけど、個人的には「Zenfone 8 Flip」かな。「できること」「撮れるもの」の幅が広がりそうで、スマホ撮影がもっともっと楽しくなりそうなんだもん。
Source: ASUS