6年間使うものですからね。
丈夫なのは大前提として、6年生まで愛着をもって使い続けられるデザインのものを選ぶべきでしょう。
かっけーランドセル爆誕
戦国武将の甲冑のようなこちらのランドセルは、愛知県名古屋市の老舗鞄メーカー、村瀬鞄行がつくったもの。日本皮革産業連合会が主催の革製品コンテスト「Japan Leather Award 2024」にてアーティスティックデザイン賞を受賞しています。
作品名は「赤色小札黄銅鋲背嚢具足(あかいろこざねおうどうびょうはいのうぐぞく)」。“赤色の小札と黄銅の鋲を使った、背嚢という道具”という意味だそうです。それぞれの用語の意味など詳しい解説は、こちらで確認できます。
量産時に出る端切れを利用
このランドセルはすべてハンドメイド。量産時に出る端切れを利用しつつ、ランドセルに使われるパーツを本来とは異なる配置で使用することによって、甲冑のようなデザインに仕上げたそう。
ランドセルの顔とも言えるカブセ部分には引張部分を利用し、1枚ずつ繋ぎ合わせることで甲冑の鱗のようなデザインに。大マチ部分には、異なる革を組み合わせて模様を作り、下部には左右それぞれに“睨みを効かせた顔”を配しています。
今回のアワード受賞を記念して、過去の作品も販売されています。
なお、こちらの甲冑ランドセルは完全受注生産。村瀬鞄行公式オンラインショップにて受注受付中です。お値段は税込み50万円ですって。
Source: 村瀬鞄行