着るだけでリカバリーしてくれる「リカバリーウェア」。忙しい毎日の中で効率よく時間を使っていきいきとした生活を送りたい人たちから注目されているアイテムです。
でも、本当に着るだけで体力って回復する? パジャマとしての着心地はいいの? と疑問が湧いてきそうです。
そこで実際に2週間ほど着用して睡眠の質が変わったり、寝覚めは良くなったりするのか実験してみました。
リカバリーウェアってなに?
リカバリーウェアとは、血行を促進し、疲労回復や、ハリやコリの軽減を促してくれる効果があるウェアのこと。
私が試したのは、AOKIの疲労回復リカバリーウェア「リカバリーケアプラス」。
体から発する遠赤外線エネルギーを高濃度セラミック繊維が体に輻射することで、血行を促進してくれるものになります。ゆるっとしたデザインでームウェアとしても、パジャマとしても使えます。
ちなみに今回は長袖タイプを着てみましたが、半袖タイプもあります。
普通のパジャマと交互に着てみた
睡眠の質に変化が出るのかどうか、6月1日〜7日までは「リカバリーケアプラス」を、6月8日〜14日までは麺素材の普通のパジャマを着てデータを撮ってみました。就寝時間は12時で、起床時間は7時、週末のみ8時です。
睡眠トラッキングに使ったのは、「Fitbit Inspire 3」です。
「浅い睡眠」は、心身の疲労回復に、「深い睡眠」は、身体の疲労回復に役立ちます。
リカバリーパジャマを着て寝た週は、深い睡眠で1時間を下回ったのが1回に対して、綿のパジャマは3回。浅い睡眠では大差なかったものの、深い睡眠だと違いをデータ上で違いを見つけられました。
平均時間で見ると、
リカバリーパジャマだと「深い睡眠」は68分、「浅い睡眠」は3時間39分。
綿のパジャマだと、「深い睡眠」は59分、「浅い睡眠」は3時間52分。
とはいえ、睡眠は1日の過ごし方に左右されるので、パジャマのお陰だけとは言い切れないのですが。
寝心地はいいの? 寝起きに違いを感じる?
ゆったりしたサイズを選んだのでズボンの締め付けもないし、さらっとした肌触りなので着心地はいいです。
布団の中で寝返りをうっても、あまり引っかからないのもストレスが少なくて良い。
寝起きの違いについてですが、やはり深い眠りと浅い眠りの時間が長ければある程度スッキリしていると感じますし、データにも出ている通り、「リカバリーケアプラス」を着て寝た日は深い睡眠が比較的長かった印象です。
ちなみに、短時間で効果が出るものではなく、長時間の着用が推奨されています。なので私は寝る数時間前には「リカバリーケアプラス」に着替えていました。
これを着たらリラックスタイムなんだ、と意識できるので、生活にメリハリが生まれました。
リカバリーウェアの効果を感じるかどうかは個人差があるそうです。ですが、取り入れることで意識が改善され、睡眠の質を向上させようと行動するようになるなら購入はアリだと思うんですよね。だって、質の高い睡眠が日中の生産性を向上させたり、健康に影響したりするのは以前から言われていることなので。
私はこれからもいろんなリカバリーウェアを試していきたいですよ。
Source: AOKI