値上げは続く… RazerのCEOがゲーム用ノートを来年さらに値上げと発言

GIZMODO

もっと上がるのか…。

ガジェット好きにとって、今年はなかなか厳しい年でした。半導体不足でリリース延期・スキップされたシリーズがあったり、発表されても在庫薄で手に入らなかったり…。半導体不足の解消もまだ先が見えません。そんな中、さらに追い討ちをかけるニュースが。Razerのゲーム用ノートパソコン、来年はさらに値上げされるそうです。

値上げのニュースはRazerのMin-Liang Tan CEOのツイートから。

いわく、部品自体がかなり値上げされていることから、来年リリースされるRazerの次期ゲーム用ノートPCも値上げせざるを得ないだろうというもの。

Razerのゲーム用端末といえば、Stealth 13は20万円超え、Blade 17も30万円近く、消費者向けとしてはすでに十分高額です。ここからもっと上がるとなれば、構成オプション次第では40万円もあり得るのでは…。来年のCES 2022でRazer新モデル発表という噂がありますが、価格を聞くのが恐ろしいですね。

もっと恐ろしいのは、それってRazerだけの話じゃないのではということ。たとえばIntelやAMDのプロセッサ、Nvidiaのグラフィックチップ、SamsungのSSDなどは多くのメーカーが使っている部品。つまり、部品の値上がりは全パソコンメーカーに影響しており、みんなそろって来年値上がりする可能性もある…。AMDはRembrandt APUs (Ryzen 6000)、NvidiaはGeForce RTX 3080 Ti GPUのリリースが噂されていますが、コロナの影響とモノ不足を考えると通常よりも高い価格設定になっていてもおかしくありません。

ゲーマーにとっては覚悟のいるニュースですが、非ゲーマーにとってはちょっとした希望も。Tan CEOは「ゲーム用ノートの値上げ」と言ってるんですね。てことは、Razerの通常ノートは著しく値上げしない可能性も。これは、もしかしたら部品の値上げの影響が単体GPUなどゲーム端末向けのものだけということなのかもしれません。

がちゲーマーのみなさん、来年は値上げに備えて装備(貯金)せよ!

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