コレが普及したら、名作VRゲームの移植作が一気に増えると思うんだよね。
手と、眼と、声で動かすアップルのVision Proには、従来のXRヘッドセットでは必要不可欠だったハンドコントローラがありません。
電話といえばボタンぽちぽち押すのが当たり前だった時代に、iPhoneで、指先タップの操作ってすごいよ楽しいよというのを知らしめたアップルです。XRするのに手持ちのコントローラはいらないよ遅れてるーと、ハンズフリーXRの大御所として存在感を高めていくおつもりなのでしょう。
そんなVision Proですが、ハンドコントローラ「SURREAL TOUCH」が発表されました。アップル純正品ではなく、サードパーティのSurreal Touchが開発しているもので、見た目はQuest 3のコントローラにそっくり。それぞれのコントローラにカメラが入っており、お互いの位置関係からトラッキング精度を高めているみたい。
I got Beat Saber working on my Apple Vision Pro, with Surreal Touch (https://t.co/3kiazmiC6X) pic.twitter.com/DdW282pEut
— SurrealTouch (@Surreal_Touch) June 28, 2024
公式のXアカウントでは、ビートセイバーやHalf-Life: Alyx、SUPERHOT VRといったVRゲームで遊んでいる様子を公開しています。このコントローラがあればVision ProとWindowsのゲーミングPCを接続し、SteamVRのゲームで遊べるようになりますし、visionOSで動くゲームも増えるかも。
また仮想空間、拡張空間内を移動するのに部屋のなかを歩かなくてもよくなりますよね。部屋が狭いおうちでVision Proするなら、かなり便利な周辺機器になるんじゃないだろうか。
Source: Surreal Interactive