マナーにも配慮するモンベルの熊鈴。登山時に熊との遭遇対策に

自然の息吹が活発になる春は、登山やハイキングなどのアウトドアに理想的なシーズン。

しかし、冬眠から目覚めたクマなどの野生動物と遭遇してしまう危険性の高い季節でもあります。

そこで、なるべくリスクを下げるために僕が愛用しているのが、便利な工夫の施されたこちらのアイテム。

熊鈴とは

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こちらが、モンベルから発売されている「トレッキングベル サイレント」。

通称「熊鈴(くますず)」と呼ばれているアイテムです。

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使い方は、とっても簡単。このようにリュックなどにつけて歩くだけ。

高いベルの音が、クマやイノシシなどの野生動物に人間が近くにいることをアピールしてくれるので、突発的な遭遇を未然に防ぐ効果が期待できるんです。

野生動物から身を守るには、とにかく出会わないようにするのが一番ですよ。

所構わず鳴らすのはマナー違反

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ライチョウ

そんな便利な熊鈴ですが、所構わず鳴らすのはマナー違反

山へのアプローチで利用する電車、バス、ロープウェイなどの交通機関や人が大勢いる場所では、ベルの音を不快に思う方もいるので鳴らさないよう配慮しなければなりません。また、ライチョウなどのデリケートな野鳥もベルの音を恐がるそうなので、シーンに合わせた適切な使い方が求められます

音が鳴らないようできる

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そこで活躍するのが、「トレッキングベル サイレント」に備わっている「消音機能」。

ベルには音を鳴らすための舌(ゼツ)という振り子のような部品が付いているのですが、

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「トレッキングベル サイレント」は、ベルの上部をまわすことで、その舌が固定され音が鳴らなくなる仕組みとなっています。以前は、面倒でもリュックから外して中にしまっていましたが、これに替えてからはその手間が省け、とっても楽になりました。

耐久性も抜群

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シンプルな構造かつ、プラスチックなどの壊れやすい部品が使われていないのも、お気に入りのポイント。

無造作にリュックを置いても、ちょっとやそっとの衝撃では壊れそうにありません。アウトドアの相棒として、長い付き合いになりそうです。

Photo: SUMA-KIYO

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