着るだけでアカデミックさUP。ギズ編集部員が発案した“特異点”なロンT

立春にもかかわらず、ひさびさの大雪だった先日。その後も厳しい寒さが続いている、まさに余寒の候ですね。

こんな寒い日々は、ナゼだか長袖Tシャツ…いわゆるロンTを着たくなるのはボクだけでしょうか? 今回は、ギズモード・ジャパンによるECショップ「ギズ屋台」が制作した、特製ロンTをご紹介しましょう。

ブラックホールを着る

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こちらは、「ギズ屋台」限定で、ギズモード編集部員発案による現在受注販売中の特製ロンT、その名も「シンギュラリTシャツ(時空)」。すでに受注が終了して激レアとなってしまった、同デザインの半袖TシャツのロンTバージョンです。

この「シンギュラリティー」とは“特異点”という意味で、ブラックホールの中心にある無限の歪み(重力)のこと。つまりは、ブラックホールですね。

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Tシャツ前後のグラフィックはブラックホールの重力を意味しています。

左胸あたりの「R=2GM/C^2」の方程式は、シュワルツシルト半径(R)と呼ばれるもので、天体の質量をM、光速度をC、万有引力定数をGとして、ドイツの天文学者、カール・シュヴァルツシルトがアインシュタイン方程式から導出したもの。

このRよりも星の半径が下回った場合、ブラックホールになると言われます……という感じで、デザインも話もかなり難解で天文学的になってしまいましたが、つまりはブラックホールなんですよ。

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こちらは背面デザイン

アカデミックさは魅力?それとも重力?

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*こちらはサンプルです。背面上部の「ギズ屋台ロゴ」は、実際のものとは異なります。正しくはギズ屋台HP商品ページをご確認ください。

「シンギュラリTシャツ(時空)」のデザインは、ギズモード・ジャパン編集部員の西谷茂リチャード氏によるもの。

氏によれば、

「月や生物など、質量のあるあらゆる物は時空を歪めます。その歪みこそが重力なんだそうです。そして質量の大きいブラックホールの中心には無限の歪み「シンギュラリティー」があり、特に大きなものだと銀河の中心を担うほどの重力を響かせます。しかし質量の小さな生物においては別の意味の重力も大事ですよね。なにが言いたいかというと、このTシャツは着た人の重力=魅力を強める可能性があります(状況によってはTシャツの質量分だけ)」

ということで、このTシャツを着れば、アナタの魅力をアップできますよ(たぶん)!ということ。実際、着用してみると、なんとなく自分がアカデミックに見えて、たしかに魅力的な雰囲気に(もちろん気分)。

生地の厚さも5.6オンスと、通常の厚手のTシャツが6オンスくらいなので、なんとなくサラリと着られますね。春先くらいの季節までは重宝できそう。

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これから新しい出会いのシーズンも到来。

この着るだけでアカデミックさが増す「シンギュラリTシャツ(時空)」で、自身の魅力(重力?)をアップさせたいとおもいます。

Photo: カネコヒデシ

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