バルミューダのザ・プレート・プロがフル稼働

カリカリに焼けらあ(ただし無茶苦茶あっついのでご注意)。

昨年末に、購入したBALMUDA The Plate Pro(バルミューダ・ザ・プレート・プロ)。すでに出荷台数が5000台を超えてかなりの人気ぶりのようですが、うちのファミリーでもだいぶ重宝しています。

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photo : Kazumi Oda

大人志向の高級鉄板焼き店のような佇まいながら、ワインに合わせたくなるアスパラガス焼きから、キッズも大喜びのたこ焼きパーティーまで、意外と守備範囲が広い。これなら、一人住まいでも使いこなせそうな予感。

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photo : Kazumi Oda

我が家では週の半分はテーブルにザ・プレート・プロが常設状態で、朝ごはんからこれで調理するぐらいバルミューダ漬けです。

美味さの秘密は分厚いステンレス+アルミのプレート

実際に使うとわかるのですが、ザ・プレート・プロは意外とシンプルな作り。スマホと連動したり、AIがレシピを提案してくれたりといった、見るからにハイテクてんこ盛りの機能はありません。それでいてこれまでの家庭用ホットプレートと全然違う焼き上がりと感じるのは、厚さ6.6㎜の3層クラッドプレートの力によるところが大きい。

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熱容量が大きいステンレスと、熱伝導性に優れたアルミニウムを組み合わせて重量感は高級鉄板焼き店並み。厚さが3㎜以下であることが多い一般的なホットプレートにはない、高い蓄熱性を実現しています。テフロン加工などもなく、高温(160℃、180℃、200℃、220℃の四段階)で調理でき、食材を置いてもプレートの温度がほぼ低下せず、均一な火入れが可能です(実際には火も使っていない)。

煙も出ずに、カリッとクリスピー

バルミューダ・ザ・プレート・プロは煙を抑制する特別な機能もありません。しかし、基本的に電熱でなので、油が落ちて煙を出すことがなく、さほど煙は出ないし、音も静かで、狭いマンションにこそ向いているクリーンな調理器具だと思いました。

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これまでにない正確さで設定温度をコントロールできるので、肉の外側を200度の高温で水分を蒸発させつつカリッと焼いて、肉汁を出にくくしてから、180〜160度まで温度を落として内側にじっくり時間をかけて火を入れるなんて芸当もイージーにできる。

設定温度から40℃以上のブレが生じてしまう一般的なホットプレートに対し、ザ・プレート・プロはわずか5℃以内に制御できるそうなので、焼き加減はいつも安定しています。「失敗したな〜」と思うことも少ない。プレートの上で直に攪拌したり、切り分けたりすれば、なんか料理が上手そうに見えるという視覚的な側面もあります(笑)。

コツさえわかれば手入れ楽ちん

本体の電源を切って、クラッドプレートがかなり熱くなっているので、時間をおいて温度を下げます。 その間、付属のヘラで焦げ付きを落とします。あとは、キッチンで表面の汚れやこびり付きを金属たわしでガシガシ擦り洗いすればOK。なかなかの重量なので、手の上に落としたりしないよう。

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電気系統のある本体は水洗いできませんが、軽量かつシンプルな形状なので、裏返したりしながらウェットティシュなどで軽く拭きとるだけで十分に綺麗になります。

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気がつけば毎日使ってる守備範囲の広さ

鉄板焼きという先入観が強いせいか、レシピが限られていると思いきや、意外と幅広く使えてます。一週間、テーブルの上におきっぱにして、下記のような料理にチャレンジしてみました。

アスパラガス

アスパラガスは、10分ぐらいじっくり焼いて、手作りのオランデーズ風ソースで美味しく頂きました。

朝食

忙しい朝には、トーストと目玉焼きと、野菜とキノコを同時に調理して時短。

ハンバーグ

冷凍のチーズ入りハンバーグも美味しく焼けた。

フレンチトースト

おやつがわりのフレンチトーストも簡単に焼ける。卵と牛乳とパンと砂糖だけなんで、小腹空いたときに便利。

たこ焼き

別売りのタコ焼きプレートがあれば、安上がりで子供もよろこぶたこ焼きパーティーが可能。

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焼きおにぎりとシャケ。残った分はお弁当に。

…とまあこんな感じで、毎日、ビーフステーキみたいな、高級食材でなくても美味しく焼けるし、下ごしらえや調理の手間を短縮できるので、実はものすごく合理的なんじゃないかなと思っています。

強いて難点を挙げるならば、かなり高温な上に、電源を切ってもなかなか温度が下がらないので、間違って手を触れたりするとすぐに火傷してしまうところ。小さな子供のいる家庭はかなり注意が必要でしょう。

一方で、一人ぐらしで、普段から自炊をしていないというような人こそおすすめできます。換気の心配もないし、ちょっとコンビニで買ってきたようなものをさっと焼くだけでも美味しさがアップ。

サイズはそこそこありますが、圧迫感のあるデザインではないので、テーブルの隅に常備、もありといえばありなんじゃないかな。

source : BALMUDA The Plate Pro

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