「カメラをくっつけられる天体望遠鏡」が生まれてきた意味

GIZMODO

良質な望遠レンズとして使っても面白いと思うんです。

双眼鏡やライフルスコープなどを扱うサイトロンジャパンが、Jiaxing Ruixing Optical Instrumentの天体撮影用の鏡筒「SHARPSTAR Z4」を販売します。550mm、f5.5の単焦点レンズであり、オプションと組み合わせることで天体望遠鏡になります。

接眼レンズの代わりにカメラをつけられる

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Image: SIGHTRON

このモデルの面白いところは、イメージサークルがAPS-Cセンサーとマッチしているところ。マウントアダプターなどが必要となりますが、接眼レンズの代わりにカメラボディをつけることができるんです。

写りがめちゃめちゃ良さそう

でも普通の写真用レンズなら、もっと小さな望遠レンズがあります。このSHARPSTAR Z4は全長480mm、鏡筒質量約4.3kgですが、似たようなスペックを持つAF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRは全長237mm、鏡筒質量1.46kgです。しかも手ぶれ補正も入ってるしオートフォーカスも効く。天体撮影用の鏡筒を望遠レンズとして使うメリットはあるんでしょうか?

はい、あります。写りがいいという大きなメリットが。

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Image: SIGHTRON

普通の写真用レンズは全長を短くして可搬性を高めるために数多くのレンズを組み合わせ、光を曲げまくる構造となっています。しかし天体撮影用の鏡筒はレンズ枚数が少なく光を極力ストレートに接眼レンズやカメラセンサーに届けてくれます。

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Image: SIGHTRON

またSHARPSTAR Z4には6枚のレンズが使われていますが、そのうちの2枚は高コストなEDガラスを用いて収差を補正しています。だから星のような微細な光の1つ1つもくっきりと捉えることができるんですね。

扱いは難しいのですが、バチリと調整することで写らなかったものも写ってくれるフルマニュアル望遠レンズの素。お値段は39万円前後とのことです。

Source: SIGHTRON

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