どこから飲むかで味わいが変わるビアグラス

3段階の味わいが楽しめるマルチなグラス。

ビールのグラスには、いろんな形が存在します。ストンと真っ直ぐな円筒形以外にも、メガホンのように呑み口が広がっているもの、下半分がクビれて細めなもの、パイントグラスは呑み口の下だけ膨らんでおり、味だけでなく香りも楽しめるように工夫されています。

どれもピルスナーやヴァイツェン、エールなどビールの種類に合わせ、それらの個性を楽しむために生まれたグラスです。

波打つアシンメトリーなグラス

日本のデザイン事務所のnendoが作ったのは、「サッポロ生ビール黒ラベル」の味を最大限に引き立てる完璧なグラス「THE PERFECT 3WAY GLASS」。

Image: nendo

ロゴが正面を向くようにして飲むとストレートに喉ごしが楽しめ、膨らみを上にすると鼻にフワっと香るアロマを感じつつ外広がりの角度で飲みやすくなります。ふくらんでいる方から飲むと、ふくらみのおかげで口に含む量を調節することができて、コクが引き立つ仕組みになっています。

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Video: サッポロビール (Sapporobeer)/YouTube

デザインの力で新たな効果が

飲み口が広がったグラスも狭まったグラスも存在しますが、それらを半分ずつアシンメトリーに合体させるだなんて、誰も思いつきませんよね。

ちょっとしたデザインの工夫で、こんなに効果が変わるなんてデザインの力は凄いと感じます。

ポイントを集めてゲットだぜ

「THE PERFECT 3WAY GLASS」は、黒ラベルを買ったレシートを撮影し、貯めたポイントで応募ができるようになっています。

グラスの形に波打ったスポンジがオマケに付いて、5月30日までに4,700名に当たるとのこと。今から箱買いして狙いましょう。

Source: YouTube, サッポロビール株式会社, nendo via AXIS Web Magazine