手軽なアイテムで、愛車を今よりちょっと使いやすく。
人によってクルマの利用頻度や時間は違えど、せっかくなら移動中をより快適に過ごしたい。そんな願いを叶えてくれる、クルマのお手軽アイテムを3つ紹介します。
尻と腰を救ってくれる「三角クッション」
車専用のサポートクッションも数多くありますが、この「パキュっとクッション」は、車以外でも使える多機能ぶりがポイント。コンパクトながらお尻や腰をしっかりとサポートしてくれます。
企画・製造する丸菱工業は、60年にわたり車の純正シートを手掛ける老舗メーカー。長年のシート製造技術を活かして、座る際の姿勢を正しく保つ、椅子・座布団も数多く展開しています。このクッションは、半硬質ウレタン素材で高反発、高弾性。お尻にかかる体重を分散させ、長時間座っていてもお尻が痛くなりません。小さいながらもしっかり体圧分散ができる優れものなのです。
クッションは上から見ると正方形ですが、横から見ると、約10°の傾斜がついた三角形。固定バンドにセットする向きを変えることで、サポートするポイントを変えて使用できる仕組みです。
クッションの三角形の高い部分を両サイドにもってきてお尻の下に敷けば「坐骨サポート」、クッションの向きを揃えて、三角形の高い部分が背中側にくるようセットすると「仙骨サポート」、三角形の高い部分を前に揃えて、座面の最前部にセットすれば「アンカーサポート」に。クッションを縦にすれば「ランバーサポート」としても使えます。
クッションを交互に重ねて畳めば、半分に折りたため、コンパクトに収納可能。腰痛持ちの方は、常にバッグに「マイクッション」として忍ばせておけば、気持ちもラクになりますね。
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手軽に収納スペースを拡張できる「ルーフキャリア」
オートキャンプに行くとなると、あれもこれもとお気に入りのキャンプグッズを積み込みたくなりますよね。とはいえ、車のラゲッジスペースがパンパンで「あとひとつ荷物が載らない」なんてこともよくあると思います。
そこで導入したいのが、手軽に着脱できるルーフキャリア「OGCソフトキャリア」。
車のルーフレールやレインガーター(車体側面から突き出ている雨どい)に取り付ける必要もなく、柔らかいスポンジ状のソフトな本体をルーフ部に直接置いて、そこから伸びる長いベルトで車の屋根部分に固定するスタイルです。
車への装着は工具不要。まずはルーフの汚れやほこりを取り去り、左右のドアを開けた状態でルーフに2つのソフトキャリアを載せます。キャリアを前後方向に2つおいて、荷物のサイズに合わせて位置を調整します。位置が決まったら、本体から伸びるベルトを開けたドアから車内に巻き込み、屋根全体をぐるっと締め上げる感覚でセット。本体をセットしたら、2つのソフトキャリア上にバランスよく荷物を載せてベルトを通し、ベルトを締め付ければOK。
複数の荷物を載せる際にも、6つのベルトホールを使って、各荷物にしっかりとベルトを沿わせることができるので、安心です。
使い終わったら、逆の手順で手軽に車から外せます。W670×H200×D70mmの専用バッグに納められるので、常時車のラゲッジにおいておけば便利。重量も約1.1kgなので、もちろん車から下して家に収納しておくことも可能です。
値段も約1万円とリーズナブルなので、たまにオートキャンプを楽しむ方も試してみる価値ありですね。
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車の助手席前の収納ボックスが「100均の仕切り」で片付く
助手席の前にある小物入れ「グローブボックス」は、車検証をはじめ、ホコリとりや窓ふきタオル、ペンにメモ帳、運転用メガネとかいろいろ入れていると思います。必要なモノを適当に放り込んで、ぐちゃぐちゃになっていることが多いのでは。
グローブボックスを機能的に使えるいい収納グッズがないものかと探していたところ、100均ショップのセリアで見つけたのは「車用グローブボックス仕切り」。サイズはW:20 ×D:12cm(仕切り用の立板の幅は6.2cm)。ほとんどのグローブボックスに対応するサイズです。
20×12cmの天板に、斜めになった3枚の縦板をはめて組み立てます。縦板の位置は細かく設定できるので、中央の縦板の位置を変えることで、下のエリアに納めるものによって、小さいスペース、大きいスペースと好みに応じてサイズ変更できるのもうれしいところ。
実際にセットしてみると、細かいアイテムがしっかりと整理できて、取り出しやすさが格段にあがりました。グローブボックス内でいちばんかさ張る車検証を仕切りの上に置くことで、かなりのスペースが生まれますよ。
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