乗ってみたい!自分が描いたコースを走るローラーコースターのシミュレーターライド

GIZMODO

建築技術の限界を超えたコース。

ローラーコースターを設計して一人称視点で楽しめるゲームに『ローラーコースタータイクーン』などがありますが、「ROCO」はプレイヤーが描いたコースを体験できるようにした最先端シミュレーター。作ったコースを反映した映像に合わせてライドが揺れ動きます。

ROCOは、モーションプラットフォームに特化したスイスの企業INNTQがアミューズメント施設などへの設置を想定して開発したシミュレーターです。総重量は1620ポンド(約735キログラム)ですが、一般的なパレットジャッキを使って簡単に動かせるそう。2人乗りライドになっていて、モーションコントロールされた各シートは最大265ポンド(約120キログラム)までの体重をサポート。実際にローラーコースターに乗っているかのような臨場感あるライドのため、シートベルトは必須です。

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シートの正面には75インチの4Kフラットテレビ、そして座席のハンドルバーには小さなタッチスクリーンが備わっています。プレイヤーはこのタッチスクリーンで、ローラーコースターを建設するエリアの選択や、指でコースを描くといった操作を行なうことになります。ライドの長さは2分間に限定されており、シミュレーターのコンピューターが描かれたコースの勾配や高さなどを自動的に判断して、リアルタイムでふさわしい効果音と連動する座席の動きとをレンダリングするそう。

INNTQはROCOを販売するのではなく、筐体を無料で貸し出してその収益を分配するというビジネスモデルを展開する予定。1回のライド1回が4ドルほどになると想定されています。

Source: YouTube, New Atlas, INNTQ,

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