もはや“歩く寝袋”。NANGAの「オーロラライトダウン」が暖かすぎる

ROOMIE 2023年12月16日掲載の記事より転載

日に日に寒さが増してきて、12月ってこんなに寒かったっけ?と感じている今日この頃。

つい先日まではパーカーの上にマウンテンパーカーを来ていれば十分過ごせたのですが、それだけだとちょっと辛いものが……。

NANGAのダウンジャケット

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NANGA 「オーロラライトダウンジャケット」

そんな寒さにも全く負けないダウンジャケットが、NANGAの「オーロラライトダウンジャケットです。

冬の山で使うようなシュラフ(寝袋)を作っているメーカーがそのノウハウを活かして作ったダウンジャケットなので、期待を裏切らない暖かさ!

ちなみに私が持っているのは昨年のモデル。今年のモデルとは少し違う箇所はあるのですが、基本のデザインやダウンの量、耐水圧などは変わりません。

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まずなんといってもこのもこもこ感。

ダウンの暖かさの指標となるフィルパワーは860。一般的に雪山などの非常に寒い場所に行く場合には800FP以上あった方がよいとされており、この数値の高さがわかると思います。

着たときに「あ、ダウンに包まれてる!」と自然に感じてしまうくらい安心感のあるボリュームです。

細かい作りは?

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デザインで特徴的なのが、首元から出ている2つのファスナー。

1つは上から下まで通っていて、脱ぎ着するときに開けるためのものですが、途中で終わっている方はベンチレーションです。

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中はメッシュになっているので、暑いときや少し着崩したいときに開けて使えます。

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表面のポケットは4つ。

メインで止水加工がされたポケットの他にもう1つ小さめのポケットも付いています。私はこちらのポケットに手を突っ込んでいることが多いのですが、今年のバージョンではこの小さめのポケットは付いていないようです。

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今年モデルとの違いとしては、胸のロゴが少し違うところ。

私の持っているものだと白くロゴが刺繍されていますが、今年のモデルだと赤が入ったデザインとなっています。

ちなみに、以前記事にしたNANGAのサンダルに付いているロゴと同じですね。

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フードや首回り、手首回り、胴回りなど、冷気が侵入しやすい場所はしっかりと縛れるようになっており、保温力を高めてくれます。

このあたりの作りはさすがダウンシュラフメーカー、安心感が違いますね!

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また、機能面で面白いのが、フードについたフック。

このフックをキャップなどに取り付けることで、フードを被ったまま自転車に乗るような場合でも、フードが脱げてしまわないようになっています。

残念なところ:水には強いが火には弱い

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ファスナーに止水加工がされていることを始め、全体的に水に強い作りになっています。

ダウンジャケットというと、水にはあまり強くないイメージがありますが、これなら安心して悪天候の中でも出掛けられます。

ただ、ダウンジャケットあるあるですが、火にはめっぽう弱いので焚き火が好きな方はご注意を。

火の粉が飛んできて穴でも空いてしまった日には悲しい気持ちになってしまいます……。

寒い冬もどんどん出かけられちゃう

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寒くなると家にこもってしまいたくなることもありますが、空気も美味しく天気もよい冬の日はこの暖かいダウンジャケットを着てどんどん出掛けたくなります!

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内側にもポケットが付いているので、財布やスマホなどを入れるとバッグも持たずに外出できちゃいますよ〜。

Photo: きむ(ら)

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