イーロン・マスク率いる電気自動車のTesla(テスラ)が、ピックアップトラックの「サイバートラック」を発表したのは4年も前のこと。ド派手パフォーマンスから地味な出荷延期を繰り返し、今年ついに発売されました。11月には出荷イベントまで開催されて、発表当初から予約していた人にとってはいよいよ期待が高まったはず。
それにしても、実際に出荷されるまでの噂や目撃情報の数々に振り回された(いい意味で、ワクワクしたって意味で)2023年でした。
クルマ無関係のアイテムで話題をひっぱった
どれだけ発売が延期になりまくっても、話題に事欠かなかったサイバートラック。だって、車とはまったく関係ないアイテム(笛とかビールとか)は出ていたので。中の人には発売時期が見えていたからか、今年は無関係アイテムでコラボまでしてしまいました。
まさか中国マクドナルドとマックフルーリーでコラボするとは!
中国は「GIGAラボ」というコンセプトストアをオープンするなど、ちょっと他地域とは異なるプロモーション展開がされていて、Teslaが好きな人は注目なのかもしれません。
Tesla デザイナーが運転していた謎のブラックモデル
出荷イベント前には、続々と世界各地からサイバートラックの目撃情報が寄せられていました。中でも気になったのは、真っ黒なサイバートラック。しかも、それを運転していたのはTeslaデザインチームのトップ、フランツ・フォン・ホルツハウゼン氏。
メタルむきだしデザインがサイバートラックの特徴の1つでもあるので、マットブラック版の目撃で、カラバリやカスタマイズラッピング仕様などの期待が高まりました。
が、出荷後、Tesla公式から黒と白のボディフィルムが発表されたので、ホルツハウゼン氏が乗っていたのは、たぶんこの黒フィルムを施したものだったのかと。
ついに1台目が無事出荷
マスク氏自らがサイバートラックに乗り込んで登場したイベント会場。サイバートラックの3モデルとその価格が明らかになりました。最高位モデルの「サイバービースト」は、日本円で1500万円ほど…。
かなりの数の予約が入っていると言われていますが、第1弾として出荷されたのは10台ほどという話なので、予約している人ですらまだまだ手元に来るのは先になりそう。ただ、順次出荷準備メールも届いており、Teslaファンからしたらドキドキした日々を過ごしているようです。