ちょっとした買い物にも使えそう。
街中で走っているeスクーター(電動キックボード)、けっこうな頻度で見かけますよね。
短い距離を移動するには便利ですが、荷物を運ぶにはちょっと不安。電動自転車はカゴもあって荷運びできるのに、その点は不便です。
そこでバンクーバーのScootility Inc.が開発したのは「Scootility」。荷物入れを標準装備したeスクーターです。
配達の移動手段として活躍
車体は一般的なものよりゴツくて大きい代わりに、荷物入れの容量が140Lもあり、配達などの業務用ビークルとしても活躍。eスクーターとしての小回り性能も兼ね備え、狭い場所でもスイスイ走ります。
大口径車輪とフルサスペンションで、荷物も運転手も安全。荷物入れは施錠ができるだけでなく取り外しが可能で、別の荷物が入ったものとスムーズに積み替えが可能です。足元の充電池もワンタッチで交換できるので、営業所での補給オペレーションも円滑にできそう。
ハンドルを前方に折りたたむことで背の低い状態で収納できたり、伝票などを挟んだクリップボードを入れられる薄型ダッシュボードも装備。働くeスクーターとしてばっちり最適化されています。
現在は提携会社や出資金集めに奔走しています。街中で見かけるのはもう少し先になりそうです。
立って乗る意味はあるのか?
「Scootility」は、充電池ふたつで100kmを走ります。ラスト1マイルの配達で、自動車・自転車・バイクに加えて新たな選択肢になりますね。
しかし ここまでゴツいとキックボード型である意味はないのでは?って気もします。立ち乗り専用の原チャリみたいな印象ですが、カッコ良いからアリですね。
Source: YouTube, SCOOTILITY INC. via NEW ATLAS, electrek, YANKO DESIGN