色味もデザインもいい感じ。
圧倒的な需要過多で、ショップに行っても商品がないという異常な状況が続いている高級時計市場。数百万やら数千万円する高級アイテムが、なんでそんなに売れるのかわけがわからないのですが、とにかく手に入らない状態で、それがプレミア化に拍車をかけています。
3大時計ブランドの一角に挙げられるオーデマ・ピゲ。その人気モデル「ロイヤル・オーク」も、手に入らない時計の1つ。1972年に天才時計デザイナー、ジェラルド・ジェンタが生み出した8角形フォルムは、いわゆるラグジュアリースポーツという時計の流れを生み出したことでも知られます。
永久カレンダー仕様の豪華版
そのロイヤル・オークが、人気ラッパーであるトラヴィス・スコットのレーベル「カクタスジャック」とコラボモデルを発表しました。トラヴィスといえば過去にナイキ、ヘルムート・ラング、サンローラン、ディオールなどとコラボしてきた実績があるだけに、オーデマ・ピゲとのコラボも不思議じゃないですね。
ケースはブラウンセラミックで、ストラップはカーフスキン。この味わい深い色味の外装に、複雑機構の永久カレンダーを搭載しています。ムーブメントの動きが視認できるオープンワーク仕様。デザインにもトラヴィスの意見がかなり取り入れられているようです。
レーベルロゴも入っており、ムーンフェイズの顔は縫い目入りのスマイリーフェイス。トラヴィスとのコラボモデルだって一発でわかります。時計としての完成度はやはりハイレベルです。
限定200本で、価格は正式アナウンスされていませんが、日本円で3000万円を超えるというウワサ。ひえ〜。
とはいえ、このモデルもプレミア化必至でしょう。うー、一目拝んでみたい。
Source: AUDEMARS PIGUET