ショックを受けそうだな…って。
Appleが発表した新型のApple Silicon「M3チップ」シリーズ。コンピューターの頭脳であるこのチップは、毎年新モデルがリリースされていて、「M3チップ」シリーズは初代の「M1チップ」よりも50%だとか5倍だとか…。
まぁ、Appleがイベントで言ってることだから、すべてはベンチマークが出てからだな!って思ってたんですが、わりと早くでました。お納めください。
■GeekBench Browser登録のスコアの一例(シングルコア/マルチコア)
M3:3,061/11,645
M3 Pro:(未登録)
M3 Max:2,971/20,785
ー以下参考値。M2シリーズのスコア例(シングルコア/マルチコア)ー
M2:2,587/9,629
M2 Pro:2,643/14,225
M2 Max:2,736/14,497
M2 Ultra:2,760/21,182
M3の登録モデル名は「Mac15.3」M3 Maxの登録モデル名は「Mac15.9」でした。
M3チップは、前モデルの上位を食う
さて、このスコアがどうなのか? というと、Appleの言ってることは本当だった。ということです。M2からM3のマルチスコアの数字を比べると、15%どころか20%伸びています。
さらに衝撃的なことを言うと、M3 MaxのスコアはシングルコアでMac Pro(ちなみに100万円します)のM2 Ultraを上回り、マルチコアでも肉薄しています。
ま…まぁ、あくまでもベンチマークのスコア上の話ですけどね。
実際の作業だとスコアどおりにならない可能性も高いので。ただ、発売から1年も経ってないのに、一部の人の心をえぐりそうなスコアだということは確か。
それはさておき、今年のMacBook Proをポチった方、おめでとうございます。それは上位モデルを食える可能性がある良いものです。
M3チップのiMac、改めてコスパめちゃよくない?
さて、ベンチマークが出たことで、僕がめちゃくちゃ気になってるiMacちゃんの進化も解像感が上がりました。
前モデルはM1チップ。ベンチマークスコアを比較すると…
M1・M3のベンチマークスコア例(シングルコア/マルチコア)
・M1:2,334/8,319
・M3:3,061/11,645
という数値に。M1からのスコアの伸び率は、シングルコアで31%増、マルチコアで39%増ということになります。すげえ!
AppleのイベントではIntelチップ時代のiMacからの買い替えを推していましたが、M1時代のiMacからの乗り換えでも劇的だと思うなこれ。
Source: MacRumors, GeekBench Browser