2023年10月31日（火）午前9時からAppleがオンラインイベントを開催、｢新しいMac｣が発表されました。
この記事では同イベント｢Scary fast｣の内容をまとめます。
ハロウィンな雰囲気でイベントスタート
向こうは夕方5時。恒例のhelloからイベントはスタート。
MacBookを使って作業する人たちがたくさん登場する映像が流れています。
レポート作成に苦悩する学生の姿も。
Macならどんなハードワークもこなせるよ、と強くアピールしています。
シーンは切り替わり、黒い雲から姿を現したのは月ではなく、Appleロゴ。狼の遠吠えも聞こえます。ダークな雰囲気。
ちょっと不気味な夜のApple パーク、向こうはハロウィン前日ってことで映像にこだわりを感じます。
霧の中から姿を現したのは…
Appleの最高経営責任者、ティム・クックCEO。今回は｢Good Evening｣でイベントスタート！
最新のAppleシリコン｢M3｣が正式発表に
で、今日は新型Macに焦点を当てたイベントになるとのこと。
さっそくM3シリーズ発表！M3、M3 Pro、M3 Maxの3種類同時発表です！
３ナノメートルのM3チップシリーズですが、GPUの進化を最初にアピール。
大進化を遂げたグラフィックアーキテクチャでは、
ローカルメモリがハードウェアの中でリアルタイムに割り当てられるとのこと。これにより、それぞれのタスクに必要な量のメモリが使われるので、これがパフォーマンス向上につながっているそう。
その結果、レンダリング機能もパワーアップ。ゲームでは影や反射もより正確に表現できるようになったんですって。
また、CPU（高性能コア）についてはM1と比べて最大30%高速に。
また、他社製の12コア搭載ノートPCと比べると、CPUパフォーマンスに対する消費電力は4分の1に抑えられてるとのこと。
最後にM3チップはこんな感じで進化したよ！の表、ドンッ。
M3シリーズを搭載した14インチ＆16インチの新MacBook Proが登場
続いてM3シリーズを搭載した14インチと16インチの新型MacBook Proが発表されました！
見た目変わらない？
ユニファイドメモリは最大128GB、ストレージは最大8TBに対応。バッテリー持ちはモデルにより最大22時間。これは最強すぎ。
Intel搭載の最速MacBook Proとの比較も。最大11倍も速くなってるから魅力的だよ？ 買い替えて？とアピール。
続いてM3 ProとM3 Max搭載モデル限定でスペースブラックのMacBook Proが登場。これは人気でそう。
新型MacBook Proの価格は1599ドル〜（日本価格は税込24万8,800円〜）。予約はすでに開始、M3とM3 Pro搭載モデルは来週、M3 Max搭載モデルは11月中に発売です。
（※Apple Storeで確認したところ、すべてのモデルの新型MacBook Proが11月7日〜お届けと記載されていました）
24インチのiMacもM3に
続いてM3搭載24インチ新型iMacの発表がきました！ カラー展開は全7色のまま。嬉しいね。
こちらも中身のアップグレードが中心です。
新型iMacの価格は1,299ドル〜（日本価格は税込19万8,800円〜。）こちらもすでに予約は始まっていて、来週発売です。
衝撃のエンディング
最後にティムのおさらいタイム。今見ると服装は全体的に暗めでApple Watchのバンドもパンプキンカラーのオレンジ。これから社内でハロウィンパーティとかあるのかな。
以上でイベントは終了。お疲れ様でした！！
これで終わりかな、と思ったら最後に衝撃的なメッセージが…。
このイベントに登場したプレゼンター、ロケーション、ドローンフッテージ映像はMacで編集され、iPhone 15 Pro Maxで撮影されました。
iPhoneで撮影されました!?!? いつも通り綺麗な映像だなぁと思っていたけど、まさかのiPhoneで撮影されてたとは。案外これが1番衝撃的だったかも。
