ホンダ、病院内を移動する子ども向けEVを全米に展開

車に乗るとみんな最高の笑顔に。

手術を控えていたり、長期入院を余儀なくされる子供の患者は、病院生活がとても退屈なのだそうです。学校のクラスメイトのエンタメも激減してしまいますもんね。

そうした子供たちのために、アメリカのホンダが立ち上げたのが応援計画「Project Courage」。子供用のEV「Honda Shogo」が退屈を紛らわせたり、手術前の緊張を和らげます。

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Video: Honda/YouTube

「Shogo」は日本語で「未来へ舞い上がる」を意味しているそうな。どんな漢字なのでしょうか?

レーシングカーの技術で作られた

このEVは、ホンダ・パフォーマンス・ディヴェロップメント(HPD)が、レースで勝利した技術と設計が流用され、60台が製造されます。

はじめは2021年に、ホンダ社内の数人がボランティアで作った「Shogo」ですが、パートナーになったカリフォルニア州の病院での評判が良かったので量産に至りました。

最初の2台はオハイオ州とインディアナ州の小児病院に届けられましたが、これから全米のディーラーを通じて各地の病院にを納品されていきます。

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Image: HONDA

運転しやすさを追求

「Shogo」に乗れるのは4歳から9歳までが対象。ハンドルに大きなアクセルとブレーキのボタンがあり、速度は時速約1.6km~8kmほどの安全運転です。

クラクションは元気が出るような音色になり、背後にもインター類や点滴を吊るすポールを合体させられます。好きな玩具を乗せられる玩具のバケツと、ナンバープレートには子供の名前が表示できるようカスタム可能になっています。


かつてはヒョンデも同様の子供用ミニEVを作っていましたが、とても良い試みだと思います。もっとたくさんの子供たちが笑顔になると良いですね。

Source: YouTube, HDP, HONDA via electrek

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