消費者の8割はインフルエンサーより口コミやユーザーレビューに影響を受ける

GIGAZINE
2023年06月10日 14時00分
メモ



18歳以上の消費者を対象にした調査により、消費者のインフルエンサーに対する信頼度が低下の一途をたどる一方、カスタマーレビューなどのユーザー生成コンテンツ(UGC)はポジティブな効果を増していることがわかりました。

The State of UGC 2023 | EnTribe Infographic
https://www.entribe.com/resource/the-state-of-ugc-2023

New EnTribe Survey Reveals User-Generated Content Impacts
https://www.globenewswire.com/news-release/2023/06/06/2682877/0/en/New-EnTribe-Survey-Reveals-User-Generated-Content-Impacts-Consumer-Purchases-More-Than-Social-Media-Influencers.html

New Report Suggests that Consumers Are Far More Swayed by UGC than Influencers [Infographic] | Social Media Today
https://www.socialmediatoday.com/news/report-consumers-more-swayed-ugc-influencers/652253/

これはUGCプラットフォームを提供するEnTribeが示したもの。

Entribeの調べによると、調査対象となった消費者のうち81%は、ブランドがインフルエンサーを起用しても購入行動に変化はないか、むしろネガティブな効果を受けると回答しました。インフルエンサーの投稿自体は86%の消費者が目にしていますが、51%はそのままスルー。そして29%はむしろインフルエンサーの投稿を嫌い、信用できないと考えていました。


一方で、消費者の86%は「UGCは信頼できる」と捉えていたとのこと。UGCを好んで見る消費者の割合は90%で、これは2022年の調査時より5ポイント上昇。83%はリアルなユーザーコンテンツを共有するブランドから購入する傾向があると回答しています。


62%はセレブがプロモーションを担当する商品を購入したことがなく、「インフルエンサーお墨付き」を購入した人の40%は期待を裏切られていました。実際のところ購入行動に影響を与えるのは、80%の人にとってはインフルエンサーよりも友人・知人からの推薦で、90%の消費者は友人・知人からの推薦で実際に商品を購入したことがあるとのこと。


Z世代と呼ばれる18歳~29歳の消費者のうち80%は、購入した物をSNSでシェアすると回答。SNSでブランドに取り上げられたいと回答したZ世代消費者は55%で、これは年配世代に比べて2倍の数字でした。なお、Z世代の購入行動に影響を与えるSNSは主にTikTokとInstagramでした。


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